岐阜柳ヶ瀬CINEXで上映中の「侍タイムスリッパー」を見てきました。
この作品が自主映画であることに後から気づきました。
最初は池袋シネマロサ1館だけで上映されていたのが話題が広がり現在は345館で上映。
「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督が侍タイムスリッパーを絶賛してて気になってました。
満を持して岐阜での上映。
安田淳一監督は新人監督を対象にした「新藤兼人賞」を受賞。
本業はお米農家。
映画の中で助監督・山本優子役の紗倉ゆうのさんは、侍タイムスリッパーの助監督でもあります。
自分は「ターミネーター」「バックトウザフューチャー」といったタイムスリップ映画が大好き。
「侍タイムスリッパー」は幕末の侍が現代にタイムスリップするという話。
しかもタイムスリップした場所は時代劇撮影所。
その設定だけで面白い予感。
時代劇を見て感化された侍は斬られ役の役者として現代で生きていくことに。
本物の侍なので剣の扱い、セリフ回しがうまいのは当たり前。
“徹底した役作り”を褒められる場面も。
映画全体から伝わってくるのが時代劇愛。
確かに今はテレビで時代劇の放送が減りました。
祖父が健在だった頃は毎日のように時代劇が放送されてました。
「遠山の金さん」「暴れん坊将軍」「水戸黄門」「大岡越前」など。
祖父と一緒になって何となく見てました。
主役の役者に注目しがちですが、斬られ役はその道のプロ。
立ち回りのシーンがカッコ良かったです。
序盤は笑いありのコメディな展開でしたが終盤にかけシリアスに。
“侍の矜持”に心打たれました。
岐阜柳ヶ瀬CINEXでの上映は12月13日(金)まで。
岐阜で鑑賞できるのはこれが最後かも。
【上映時間】①9時50分 ②12時15分 ③14時40分 ④17時05分