岐阜市最高峰・百々ヶ峰(418m)の展望台に行ったことがある方は多いことでしょう。
百々ヶ峰より東に「長良川展望台」もあるということで行ってきました。
今回は松尾池の駐車場から出発しました。
現在、松尾池の耐震化工事中。
平日は工事車両が通る可能性が高い。
松尾池の池の部分はまだ土の状態。
令和6年度中に工事が終わるのは絶対無理。
後から調べたら、工事完了予定が令和7年4月に変わってました。
野鳥の楽園の復活はしばらく先。
池から東に向かって歩いていくと、長良川展望台方面への分岐点。
「東海自然歩道」の表示も。
東海自然歩道の岐阜市区間は、芥見の老洞から網代の伊洞までの31.3km。
体力に自信のある方は踏破されてみては。
松尾池の案内もありました。
この池は、オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケ氏の指導で農業溜め池として明治18年に完成したが、明治24年の濃尾大地震で築堤に亀裂が生じ、農業の役にたたなくなりました。
その後、昭和7年、時の岐阜市長松尾国松氏が、用水に悩む地元の要望によって改築しました。地元の人たちは、その徳をたたえて、だれということなく松尾池と呼ぶようになりました。
「松尾池」という名前は自然発生したらしい。
耐震工事の初期の頃に、昔の石積みが露出した時期もありました。
あっけなく破壊されましたが。
デレーケといえば石積みの堰堤。
東海自然歩道ということもあって、危険箇所もなく気持ちよく歩けました。
「千鳥山」のプレートがありました。
標高は262m。
岐阜城も見えます。
途中で「志段見山」への案内もありました。
全部ひっくるめて百々ケ峰かと思ってたら、それぞれの山にちゃんと名前がついてました。
駐車場から歩くこと約40分。
木製のベンチを発見。
長良川展望台からの眺めもなかなか良い。
百々ヶ峰の展望台とは違った雰囲気の眺望。
方角的には夏の花火は見えないこともないですが、遠くの方に小さく見える程度では。
【今回の所要時間】1.5時間
長良川展望台から東に進んでいくと大蔵山にも行けるようです。
このエリアの登山ルートは豊富。
帰りに道を間違えて「岩舟南峰」にも寄り道しました。
ベンチが1台設置され、ちょっとした展望スポットになってました。