【岐阜市】松尾池から千鳥山(262m)と長良川展望台へ。

岐阜市最高峰・百々ヶ峰(418m)の展望台に行ったことがある方は多いことでしょう。

百々ヶ峰より東に「長良川展望台」もあるということで行ってきました。

今回は松尾池の駐車場から出発しました。

現在、松尾池の耐震化工事中。

平日は工事車両が通る可能性が高い。

松尾池の池の部分はまだ土の状態。

令和6年度中に工事が終わるのは絶対無理。

後から調べたら、工事完了予定が令和7年4月に変わってました。

野鳥の楽園の復活はしばらく先。

池から東に向かって歩いていくと、長良川展望台方面への分岐点。

「東海自然歩道」の表示も。

東海自然歩道の岐阜市区間は、芥見の老洞から網代の伊洞までの31.3km。

体力に自信のある方は踏破されてみては。

松尾池の案内もありました。

 

この池は、オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケ氏の指導で農業溜め池として明治18年に完成したが、明治24年の濃尾大地震で築堤に亀裂が生じ、農業の役にたたなくなりました。

その後、昭和7年、時の岐阜市長松尾国松氏が、用水に悩む地元の要望によって改築しました。地元の人たちは、その徳をたたえて、だれということなく松尾池と呼ぶようになりました。

 

「松尾池」という名前は自然発生したらしい。

耐震工事の初期の頃に、昔の石積みが露出した時期もありました。

あっけなく破壊されましたが。

デレーケといえば石積みの堰堤。

東海自然歩道ということもあって、危険箇所もなく気持ちよく歩けました。

「千鳥山」のプレートがありました。

標高は262m。

岐阜城も見えます。

途中で「志段見山」への案内もありました。

全部ひっくるめて百々ケ峰かと思ってたら、それぞれの山にちゃんと名前がついてました。

駐車場から歩くこと約40分。

木製のベンチを発見。

長良川展望台からの眺めもなかなか良い。

百々ヶ峰の展望台とは違った雰囲気の眺望。

方角的には夏の花火は見えないこともないですが、遠くの方に小さく見える程度では。

【今回の所要時間】1.5時間

長良川展望台から東に進んでいくと大蔵山にも行けるようです。

このエリアの登山ルートは豊富。

帰りに道を間違えて「岩舟南峰」にも寄り道しました。

ベンチが1台設置され、ちょっとした展望スポットになってました。