【土岐市】曽木公園から登る『曽良山』(712m)

岐阜県土岐市にある曽木公園。

秋は紅葉の名所。

ライトアップが行われていた頃は公園前の道路が大渋滞でした。

冬でも池への映り込みが綺麗でした。

樹木にうっすら雪が積もれば良い写真が撮れそう。

春の新緑も楽しみ。

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公園の駐車場は広い。

公園内にトイレ有り。

今回は曽木公園を起点に、公園の南側にそびえる曽良山に登ってみます。

標高712.4m。

曽良山は鶴岡山、西山と3つの名前があります。

公園から山に向かって歩いていきます。

ほのぼのとした田舎道。

ダイヤモンド曽良山。

登山口。

登山道は歩きやすいように整備されてました。

若干荒れている箇所もありましたが初心者向き。

駐車場から45分くらいで登頂。

山頂にはベンチ。

眺望は無し。

あの鐘を鳴らすのはあなた。

山頂に「幸せの鐘」がありました。

幸せの鐘という名前は濃南小学校の児童により命名され、令和2年4月19日に設置されたそうでうす。

鐘はとてもやさしい音色でした。

良い1年になりそうです。

 

余力があったので曽良山から細野城跡を目指してみます。

山頂から城跡までは道が分かりにくい箇所もあったので、ヤマップ等のアプリがあると便利。

細野城跡手前の下りが急でした。

ロープに捕まり慎重に。

細野城跡。

お城の詳細は不明。

小牧長久手の戦いか関ヶ原の戦いの頃に築城されたと考えられます。

この辺りを治めていた妻木氏と関連があるかも。

妻木氏といえば、明智光秀の妻である煕子の出自。

近くには堀切もあって、山城の雰囲気を楽しめました。

城跡からしばらく歩き西側を見るとどこかで見覚えのある鉄塔群。

三国山展望台です。

周囲に遮るものが何もないので鉄塔設置に最適。

天気の良い日にリベンジしたい。

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麓に下り白馬神社。

図らずも2025年の初詣は白馬神社に。

中馬街道を歩いて曽木公園に戻ります。
中馬街道は江戸時代から明治時代にかけ、名古屋から信州まで馬で荷物を運んでいた道。

曽木、細野、柿野の集落には馬宿が置かれ賑わっていたそうです。

街道沿いには道中の安全を願って建てられた馬頭観音、地蔵尊、道標などがあります。

曽良山だけでなく、細野城跡、中馬街道と地域の歴史にも触れられる登山コースでした。

 

紅葉シーズン以外にも年間を通して楽しめる曽木公園。

【今回の所要時間】2時間45分