神田卓朗さんの「こんな話知っとんさる?おもしろ岐阜学入門」を読みました。
今までいろんな岐阜本を読んできましたが、岐阜にはまだまだ知らない話や祭りがあるんだなあと。
ほんと岐阜は奥が深い。
著者の神田さんは大阪市出身。
ずっと岐阜に住んでいる人よりも、他の地域から移住してきた人の方が岐阜の魅力に気づきやすいのでは。
地元民とは違う目線で。
元岐阜放送のアナウンサー。
つボイノリオさんの代表曲「金太の大冒険」の中に出てくる神田さんのモデルでもあります。
「金太 待つ 神田」
「金太の大冒険」は岐阜放送のラジオ番組がきっかけで誕生。
誕生エピソードも詳しく書かれているので興味のある方はぜひ。
川辺町の県神社で毎年4月1日に開催される「○○まつり」を知りませんでした。
厄年の人が○○に扮し、氏子たちがおこわを運んでくる。
○○と見物客がおこわを奪い合う。
このお祭りは自分の目で見てみたい。
現在“野外フェスの聖地”と称される中津川。
その理由は1969年に開催された「第1回全日本フォークジャンボリー」がきっかけ。
地元の青年たちが企画運営。
今では野外フェスは普通ですが、この時代に大自然の中で音楽イベントを開催するのは珍しい。
吉田拓郎さん、大滝詠一さん、細野晴臣さんら多数のミュージシャンが出演。
本を読んでいて手づくり感と熱気がすごかった。
本には岐阜に関するエピソードが満載。
読めば必ず新たな発見があることでしょう。
岐阜に住んでいる方、岐阜に興味がある方におすすめ。