3月下旬に開通した「池田山麓遊歩道」を歩いてみました。
霞間ヶ渓登山道と大津谷登山道を結ぶ遊歩道。
片道約3km。
この写真に映っている舗装された道は、環境省が整備した東海自然歩道。
ここを歩くのも気持ちが良いのですが、交通量が多くて危険。
新しい遊歩道ではほとんど山側の道を歩くので安心安全。
初めて池田山に登る方は霞間ヶ渓登山道がおすすめ。
5月3日の午後2時30分ごろに秋葉神社付近で小熊が目撃されています。
登られる方は熊対策を。
霞間ヶ渓側の遊歩道は毎年芝桜が咲く花畑の近くにありました。
もう少し早く来れば芝桜を鑑賞することもできました。
周辺に駐車場とトイレ有り。
大津谷側にも。
遊歩道の案内。
ずっと直線的に歩くのではなく、何回か車道側も歩きます。
遊歩道にはこのような案内があります。
道を間違えることもありませんでした。
茶畑のすぐ近くを歩く遊歩道。
5月は新茶の季節。
いび茶の新茶がすくすくと育ってます。
遊歩道からは茶畑の絶景を堪能できます。
広がる濃尾平野。
遠くには金華山と岐阜城も。
山麓から月城撮影すれば特大のお月様が出てきそう。
茶畑と池田山。
山に登ってしまうと茶畑を見ることができません。
膝への負担、熊との遭遇リスクを考えると、あえて山へは登らずに遊歩道を歩くのも全然アリ。
往復すれば余裕で1万歩超えることでしょう。
獣害防止のための柵の中へ入る区間が2箇所ありました。
入る時はちゃんと閉めてチェーンを巻いておきましょう。
途中に神社がありました。
歩かないと気づきません。
神様が守ってくれています。
大津谷寄りになると未舗装区間が多かったです。
全体的に道は平坦でした。
舗装された道に合流。
小寺城跡の解説。
稲葉家発祥の地らしいです。
稲葉一鉄は西美濃三人衆のひとり。
歩かないと気づかない池田山の歴史。
霞間ヶ渓側から歩くこと約50分。
大津谷登山道入口に到着。
新聞の記事には約40分と書いてありましたが余程の健脚じゃないと無理です。
一般の方は片道1時間を目安に。
以前に登った大津谷登山道。
霞間ヶ渓登山道より勾配がきつくてハードです。
大津谷、霞間ヶ渓両方登って遊歩道で戻ると4〜5時間かかるのでは。
気分が乗ってきた時にチャレンジしてみます。
大津谷登山口の近くに古墳がありました。
「願成寺西墳之越古墳群」
6世紀から7世紀にかけて築造された円墳。
111基の古墳が確認されている群集墳。
登山した時は古墳の存在に全然気づきませんでした。
遊歩道を歩いたからこそ発見の連続。
茶畑と歴史を楽しめる遊歩道。
春は桜も。
往復2時間の散策を楽しんでみては。