人間の煩悩の数は八十八。
年齢を重ねると、四国八十八箇所霊場巡りをする人の気持ちが理解できます。
鳥羽川サイクリンロードを走り、四国山香りの森公園に着くと「四国山八十八箇所霊場巡り」の案内板が表示されてました。
小さな山だったので、早速巡礼してみることに。
山県市なのに四国山。
四国山の由来も書かれてました。
1735年(享保20年)に大桑の住人数人が四国八十八箇所霊場を遍路。
二度と参ることが難しいということで、礼所の砂と石を持ち帰り、山でお参りできるようにしたそうです。
高校球児が甲子園の砂を持ち帰るようなイメージでしょうか。
第39番礼所延光寺では夢の中で弘法大使が現れ「この地域の地蔵菩薩を与える」とお告げも。
案内に沿って巡礼します。
歩きやすい道ですが小登山。
石仏が祀られてます。
いくつか東屋がありました。
第一東屋からの眺め。
香りドームと田園風景を一望。
いろんな石仏がありました。
第八十八番「大窪寺」
約40分で八十八箇所巡ることができました。
なんとなく煩悩が消えたような。
香り会館では「四国山御山印」も販売されてました(300円)
巡礼の記念にいかが。
香り会館の中に入ると良い香りがしました。
本来なら本場四国で巡礼できるのが良い。
徒歩での巡礼だと40〜50日かかるようです。
大変なのでまずは山県市の四国山でお遍路体験されてみては。
四国へ行く前の予行遍路にも良さそう。