岐阜柳ヶ瀬CINEXで上映中の映画「夜叉ヶ池」を鑑賞してきました。
岐阜市出身の篠田正浩監督作品。
ポスターには篠田監督のサイン。
「ぼくは映画を青雲館で学んだ」
現在のロイヤル劇場の前の名前が青雲館。
自分が学生の頃でも柳ヶ瀬全体がシネコン状態。
2本立て上映も当たり前でした。
20年以上前に篠田監督が審査員を務める「飛騨高山ドキュメンタリー映像祭」に出品したことがあります。
残念ながら選外でしたが。
柳ヶ瀬での映像体験は自分に何らかの栄養になってるかも。
「夜叉ヶ池」は1979年(昭和54年)の作品。
当時はまだ子供だったので映画のことを知りませんでした。
泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」が原作。
夜叉ヶ池の底には竜神が棲むという。
竜神を鎮めるためには1日3回鐘をつかないといけない。
もし鐘をつかなればどうなるか。
夜叉ヶ池は岐阜県と福井県の境にあります。
以前に岐阜県揖斐川町側から登山しました。
実際に見る夜叉ヶ池は神秘的な雰囲気がありました。
そこそこハードな山です。
興味のある方は登ってみては。
歌舞伎の女形・坂東玉三郎さんが百合と夜叉ヶ池の主・白雪姫の2役を演じます。
とても美しく妖艶でした。
富田勲さんのシンセサイザー音楽も独特な世界観を生み出してました。
当時最先端の映像技術が駆使されているそうです。
終盤の映像に圧倒されました。
旧坂内村がとんでもないことになってました。
映画を見たら、久々に本物の夜叉ヶ池を見たくなりました。
岐阜で「夜叉ヶ池」を鑑賞する貴重な機会。
岐阜柳ヶ瀬CINEXでの上映は6月20日(金)まで。
夜叉ヶ池
【上映時間】①9時50分から ②13時55分から ③18時から