篠田正浩監督の映画『夜叉ヶ池』(岐阜柳ヶ瀬CINEXで6月20日まで)

岐阜柳ヶ瀬CINEXで上映中の映画「夜叉ヶ池」を鑑賞してきました。

岐阜市出身の篠田正浩監督作品。

ポスターには篠田監督のサイン。

「ぼくは映画を青雲館で学んだ」

現在のロイヤル劇場の前の名前が青雲館。

 

自分が学生の頃でも柳ヶ瀬全体がシネコン状態。

2本立て上映も当たり前でした。

 

20年以上前に篠田監督が審査員を務める「飛騨高山ドキュメンタリー映像祭」に出品したことがあります。

残念ながら選外でしたが。

柳ヶ瀬での映像体験は自分に何らかの栄養になってるかも。

 

「夜叉ヶ池」は1979年(昭和54年)の作品。

当時はまだ子供だったので映画のことを知りませんでした。

泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」が原作。

夜叉ヶ池の底には竜神が棲むという。

竜神を鎮めるためには1日3回鐘をつかないといけない。

もし鐘をつかなればどうなるか。

 

夜叉ヶ池は岐阜県と福井県の境にあります。

以前に岐阜県揖斐川町側から登山しました。

実際に見る夜叉ヶ池は神秘的な雰囲気がありました。

そこそこハードな山です。

興味のある方は登ってみては。

yama300.info

歌舞伎の女形・坂東玉三郎さんが百合と夜叉ヶ池の主・白雪姫の2役を演じます。

とても美しく妖艶でした。

富田勲さんのシンセサイザー音楽も独特な世界観を生み出してました。

当時最先端の映像技術が駆使されているそうです。

終盤の映像に圧倒されました。

旧坂内村がとんでもないことになってました。

 

映画を見たら、久々に本物の夜叉ヶ池を見たくなりました。

岐阜で「夜叉ヶ池」を鑑賞する貴重な機会。

岐阜柳ヶ瀬CINEXでの上映は6月20日(金)まで。

夜叉ヶ池

【上映時間】①9時50分から ②13時55分から ③18時から