久々に本巣市の文殊の森へ。
以前は祐向山城までは行きました。
今回は時計回りに掛洞城跡と太平山も回るルート。
駐車場にトイレもあります。
第1駐車場が満車の場合は南へ下ったとこに第2駐車場があります。
今回、山口城跡、法林寺城跡、祐向山城跡、掛洞城跡すべてコンプリートします。
これだけ城跡が集まっている場所は珍しい。
森林浴を楽しみながら山城跡も散策できます。
序盤は舗装された道をゆるりと。
ササユリの看板出てましたが、どこで咲いているのか分かりませんでした。
山口城跡への分岐点。
山口城跡のうちの中の城跡。
展望台もあります。
16号古墳の説明も書いてありました。
南の船来山には古墳群があります。
この地域全体古墳が多いようです。
駐車場から30分ほどで文殊山(344m)
ここにかつて山口城があったという。
「美濃国諸旧記」によると、山口城の城主はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てきた
梶原景時。
ドラマ放送中もっと注目されるかと思ったらそうでもなかった。
文殊山からの眺めはまずまず。
伊吹山、養老山脈がよく見えます。
文殊山から祐向山へ。
途中にベンチがあり見晴らしの良いポイントも。
望郷の展望台。
ここにかつて法林寺城があったそうです。
現在は防災無線の中継局が建ってます。
望郷の展望台からの眺め。
望郷の展望台から先は文殊の森公園の敷地外。
ルートが分かりにくい箇所もあります。
ヤマップ等のアプリでルートの確認を。
道自体は普通の登山道です。
祐向山(いこうやま)へ(374m)
説明によると、1270年頃に城が作られたそうで。
斎藤道三も住んでいた時期があるらしい。
一番注目したいのが、1567年(永禄7年)に竹中半兵衛が稲葉山城(岐阜城)をわずか16人の手勢で乗っ取った際に城主・斉藤龍興が逃れたのが祐向山城という説。
2026年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」
この記事を書いている時点で斉藤龍興の登場は確定しています。
竹中半兵衛はまだ分かりません。
豊臣兄弟が仕える織田信長がどうしても手に入れたかった稲葉山城。
稲葉山城乗っ取り事件と併せて祐向山城が出てくる可能性もあります。
祐向山の山頂は広めでベンチも多かったです。
休憩におすすめ。
祐向山からは稲葉山城(岐阜城)がはっきり見えます。
この時の斉藤龍興はどんな気持ちだったのでしょう。
来年、祐向山が人気スポットになるかもしれません。
祐向山から少し東に進むと掛洞城跡。
ぱっと見、城跡なのかどうかよく分からない状態でした。
掛洞城跡の解説。
進路を南に変え太平山へ。
掛洞城跡から太平山の区間の道が緩やかで歩いてて一番気持ちが良かったです。
太平山(212m)
特に眺望もなくすぐに通過。
太平山から少し下った場所にある監視哨(月洞山)
太平洋戦争の時に小屋を建て電話線も引いて敵の動きを見張っていたという。
コンクリートの塊が残ってます。
今は樹木が生い茂り何も見えません。
1945年(昭和20年)7月9日の岐阜空襲の時もここで監視していたのでしょうか。
麓に下山。
文殊公園には昔懐かしいコンクリート製の土管がありました。
公園に土管があるのは「ドラえもん」でしか見たことがありません。
公園全体が新しかったです。
本巣市さんは狙って設置してますね。
本巣中学校の横を通り文殊の森へ戻ります。
道路沿いには水路。
大量の水が流れ続けてました。
こちらも席田用水なのでしょうか。
ホタルの人気スポットに向かって流れてました。
古墳、城跡、監視哨と史跡盛り沢山でした。
体力と時間に余裕のある方はフルコースハイキングされてみては。
【今回の所要時間】3時間40分
文殊の森公園の近くに「コルマール」があります。
登山前後の休憩、お食事におすすめ。