
室橋裕和さんの『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』で紹介されていた名古屋市の「アクバル」へ行ってきました。
地下鉄東山線「伏見駅」の近く。
ビルの地下1階にありました。
創業1981年(昭和56年)
東海地方で最初にオープンしたインド料理店。
インドネパール料理が好きな方におすすめの本。
なぜインネパ店が日本に増えていったのか、インネパ店の光と陰が書かれてます。
著者はネパールにも取材に行かれてます。

11時から14時30分までのランチメニュー(14時ラストオーダー)
平日ランチがお得。
土日祝は違うようです。
平日の日替わりのSランチは1000円から。
ドリンクはオプションで+140円。

クラシカルで落ち着いた雰囲気の店内。
多くのテーブル席がありました。
この日は開店と同時に入店したのでまだ空いてました。
12時になったら多くのサラリーマンが入店することでしょう。
フロアを担当するのはタパ店長。
1983年(昭和58年)からアクバルで働いているそうです。
東海地方で最初にインド料理店で働いたネパール人コック。
タパさんがきっかけで日本に出てきたネパール人も多い。
東海インネパのレジェンド。
「カレー移民の謎」でタパさんについて書かれている箇所を紹介します。
インド国内の料理店で働くようになったバクルンの人々の中から、日本に行く人が出てきたのは1980年代のことと思われる。その「第1号」といわれるのが、「アクバル」のD・B・タパさんだ。デリーのインド料理店で働いていたタパさんは、日本でコックを求める求人広告に応募して面接や実技試験を通過し、1983年に来日した。その後、故郷のガルコットから親族や知人を呼び、名古屋近郊のインド料理店に紹介している。彼らがさらにガルコットやバクルンのほかの地域から日本に人を呼ぶ流れがつくられていく。
タパさんと少しお話しさせてもらいました。
気さくで優しい紳士でした。

ガラス張りのタンドール。
座る席によっては調理の様子を見ることができます。
ナンの素は大きなお団子みたいに丸くなってました。
器用に三角形に成形していく。
アクバルのタンドールは備長炭。

今回はDランチ〜デラックスランチ〜にラッシーを注文(1200円+140円)
Dランチはカレーを2種類選べました。
サグチキン(チキンとほうれん草)とベジタルブルマッカーニー(野菜)
チキンティッカ、シークカバブ、サフランライス、サラダも付いてお得。
ナンは半分にカットしてありました。
ナンのおかわりできます。

備長炭で焼き上げられたナンはもっちり香ばしい。
サグチキンはほうれん草の風味でまろやか。
チキンもごろごろ。
ベジタブルマッカーニーはいろんな野菜が入ってました。
カレーが2種類あるとナンのおかわりが余裕でいけます。
名古屋市美術館も近い。
伏見駅で降りた時はまた食べにいきたい。
【ランチ】11時から14時30分(14時ラストオーダー)
