【岐阜市】鷺山市場遺跡発掘調査現場説明会。館入口の土橋と堀の発見。

1月25日に開催された「鷺山市場遺跡発掘調査現場説明会」に参加しました。

2日連続の遺跡説明会。

しかも両方とも斎藤道三関連。

連続参加された方が多かったのでは。

奥に見える小さな山が鷺山(標高68m)

今回調査が行われたのは鷺山館入口付近。

 

長良川の大洪水があって枝広(現・長良公園)の守護所が大桑に移ったのが1535年(天文4年)

斎藤道三が稲葉山城(岐阜城)を築城したのが1539年(天文8年)

大桑城落城が1543年(天文12年)

鷺山館は道三がイケイケだった頃に築かれたと推定されます。

 

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で斎藤道三を演じるのは磨赤鼠さん。

次週の予告映像見たら、肖像画の道三にそっくりでした。

南から北を向いて。

残念ながら下には降りられませんでした。

発見されたのは、石垣で保護された土橋と堀の一部。

現場では館の石垣と勘違いして興奮してました。

南側護岸の石垣。

石垣がこんなに綺麗な状態で残っているのが驚き。

岐阜城の3段目の石垣は石1つでした。

 

石の表面が平らで、あえて菱形に並べられている。

装飾効果を意識していると考えられます。

大桑城が落城した後、道三が土岐頼芸が住む居城として整備した可能性があります。

石垣の作りは大桑城と似ているそうです。

 

土岐氏の権威を利用しようとしていた道三のしたたかさ。

北から南を向いて。

北側護岸の石垣。

南側と石の積み方が違うように見えます。

何か理由があるのだろうか。

後から質問したいことが湧いてきます。

石垣だけでなく、戦国時代の土師器皿(かわらけ)瀬戸美濃産天目茶碗、中国産磁器椀、銭貨など約150点が出土しています。

かわらけが割れずに完全な状態で残っているのは珍しい。

元豊通宝は1078年に中国北宗で発行された通貨(1078年から1085年)

日本では平安時代から江戸時代まで流通していたそうです。

 

鷺山エリアは古墳どころ。

過去には弥生時代の遺物が多数発掘されてます。

鷺山にも登ってきました。

麓から10分もあれば登頂できます。

現地にいろいろ案内板が立ってますが、一番新しい解説。

現在の鷺山は造成のためにかなり削られました。

鷺山城東山麓館推定図の推定通りに館があったことが今回証明されました。

 

見つかった石垣は埋め戻され道路になります。

もったいない気もします。

今回現場でたくさん写真を撮り、ブログとして記録に残すことはできました。

鷺山公園から眺める岐阜城(稲葉山城)が綺麗。

桜が多く植えられています。

春になったら鷺山城跡へ訪れてみては。

説明会にれきしクンも来られてました。

分かりやすい解説動画なのでぜひご視聴を。

当時は館の近くに長良川の支流が流れていたようです。

www.city.gifu.lg.jp

3月14日(土)に今回の遺跡発掘調査のオンライン説明会が開催されます。

2月13日(金)から申込開始。

現場説明会の時よりもさらに掘り下げた解説が聞けるかもしれません。

鷺山公園に広い駐車場が整備されました。

現状、駐車場への道が狭くて分かりづらい。

開発中の道路が完成すればアクセスが良くなるかもしれません。

yama300.info