
人口重心地とは、1人1人が同じ体重だと過程して、日本の人口を1点で支えて平衡を保つことができる場所。
人口分布から見た日本の真ん中がどこになるのか分かる指標。
人口重心地が岐阜県内に入ってからの変遷。
1980〜1995(昭和55〜平成7)年 岐阜県郡上郡美並村
2000(平成12)年 岐阜県武儀郡武儀町富之保
2005〜2010(平成17〜22)年 岐阜県関市富之保
2015〜2020(平成27〜令和2)年 岐阜県関市中之保
人口重心地といえば郡上市美並町にある「日本まん真ん中センター」を思い浮かべる方が多いのでは。
1997(平成7)年に完成した巨大な日時計のモニュメント。
総工費22億5000万円。
当時は合併前なので美並村。
このような巨大モニュメントを作る元気があった時代。
巨費を投じて日本真ん中センターを建設したものの、完成した3年後に人口重心地は武儀町(現・関市)に移動。
武儀町といえば、元号が「平成」になった時に平成フィーバーが起きました。
今でも「道の駅 平成」は人気。
美並村にインスパイアされたのか、2000(平成12)年に人口重心地が武儀町に移った時に、建てられたモニュメントがあることを知り見に行きました。
モニュメントは水晶山という山の中にあるます。
狭い林道を走り登山口へ。
林道は舗装されてますが、小さな落石が多いです。
山の中より林道を車で走る方が緊張しました。
グーグルマップの南宮神社を目標に。
神社の前に続く道をひたすら北上。

なんとか駐車場へ。
3〜4台停められるスペース。
登山口は看板の右側。

ちゃんとした案内看板がありました。
山頂付近は見晴らしが良いと書かれてました。

谷に沿って右側を歩くのが登山道。
正しいコースには、プラスチック杭が打ち込んである箇所が多かったです。

炭窯跡休憩所と書かれてました。
昔ここで陶芸でも行われていたのでしょうか。

駐車場から登ること約20分。
謎の球体のオブジェが現れました。

こちらが平成12年度の人口重心地のモニュメント。
この球体どれくらいの重さなんでしょう。
こんな山の中によく設置しました。
ここまで資材を運ぶのも大仕事だったのでは。

モニュメントが見られて満足しつつも、一応山頂まで。
モニュメントから東に進むと本気の危険箇所がありました。
道幅が狭く谷側は崖。

山頂近くにある水晶出土地帯。

写真に映りませんでしたが岩全体がキラキラ輝いてました。
宝の原石。
水晶山と名のつく山は他にもあります。
ここは本当に水晶の山。
珍しいものを見られました。

眺望の良い場所はありませんでした。
枝の間から白山が見える程度。

ここが山頂かと思いきや、ピンクテープの方へ。

樹木に覆われた山頂。
昔は眺望が良かったのかもしれません。

水晶山(546m)
みんなにおすすめできる山ではありません。
モニュメントまでは比較的安全な登山道でした。
どうしてもモニュメントを見たい方はぜひ。

【今回の所要時間】1時間45分

下山後に直近令和2年度の人口重心地にも寄ってみました。
はもみんがバランス取ってました。
実際の重心地は背後に見える山の中(私有地)
国勢調査は5年に1度。
現在も東京都への転入が続いています。
おそらく関市としては最後の人口重心地。

次の人口重心地はどこになるのでしょう。
七宗町か川辺町か美濃加茂市か。
もし何かモニュメントを作られるのなら写真を撮りに行きたいです。