『クルーズ名古屋』に乗船してきた(ささしまライブ〜金城ふ頭)

 

「第一回各務原映画祭」で上映された短編映画「五時のメロディ」

愛知県名古屋市にある中川運河を舞台にした父と娘の感動ストーリー。

YouTubeで公開されています。

見逃した方はぜひご視聴を。

五時のメロディを見たら、クルーズ船に乗ってみたくなりました。

クルーズ名古屋乗船券売り場。

基本予約制ですが空席があれば当日券も販売してます。

土日祝のみの運行。

cruise-nagoya.jp

出発時刻、運賃等の詳細はクルーズ名古屋ホームページでご確認を。

「ささしまライブ」から「金城ふ頭」までの運行は1時間14分。

運賃は1500円。

あおなみ線「ささしまライブ」駅から徒歩3分。

名古屋駅から徒歩20〜30分

カラフルなクルーズ船。

船は何種類かあるようです。

船内。

出航。

運行中は船内に中川運河各所の見所を紹介した放送が流れてました。

映画のようにお姉さんがアドリブでガイドをすることはありません。

 

中川運河は大正15年に工事開始、昭和7年に全線供用。

名古屋の水運物流の要として利用されてきました。

年月が経るごとに貨物輸送は水運からトラックへ。

現在では1日数便しか船の運行がないそうです。

 

運河沿いには運送会社の倉庫が多く並んでました。

名古屋市中川区、港区は物流の拠点。

海鳥も多く見かけました。

「五時のメロディ」でお父さんがコルネットを演奏していた長良橋。

岐阜市にも長良橋があるので親近感があります。

橋の上から見るビル群の眺めが綺麗とのこと。

次回見てきます。

まっすぐな運河ではボートの練習が盛んでした。

クルーズの見せ場「中川口通船門」

前方のゲートが閉まってます。

壁にある水位に注目。

最初の水位は0.4Mのちょっと下。

運河側の水位は一定に保たれてます。

水位がどんどん上昇していきます。

あら不思議。

中川運河は閘門式水門。

太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河と同じ方式。

海側の水位の方が高く、満潮時は運河側との水位差が2.4mもあります。

通船口ではゲート内での水量を調整して船が出入りできるようにします。

今この瞬間は船が下から上へ持ち上げられているイメージ。

水位の調整が完了し扉が開きました。

いざ名古屋港へ。

岐阜県には海がないのでテンション上がりました。

ゲートを通過してから港の風景がどこも素敵でした。

愛知県警の船。

1939年(昭和14年)に当時の名古屋港最南端に建造された「10号地灯台」

戦争時にアメリカ軍による空襲により被害を受けます。

現在も残る名古屋港の戦争遺産。

現在地上の敷地内は立ち入り禁止。

クルーズ船に乗れば船から鑑賞できます。

伊勢湾岸自動車道に架かる「名港トリトン」

青い空と青い海に映え美しい。

見たことや走ったことがある方は多いのでは。

クルーズ船に乗れば名港トリトンの下をくぐれます。

以前に金城ふ頭から夜景を撮ったことがある「日本製鉄名古屋製鉄所」

工場夜景好きの方におすすめ。

yama300.info

金城ふ頭へ到着。

ポートメッセ名古屋が目の前に。

中川運河のことを知り、海からの景色を楽しめました。

現地でもらったチラシによると、クルーズ船の中でヴァイオリンの演奏がある日もあるようです。