『奥の細道むすびの地記念館』の竹あかりイルミネーション(12月25日まで)

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「蛤のふたみに別行秋ぞ」

1689年(元禄2年)に松尾芭蕉が5ケ月にわたる「奥の細道」を大垣で終えて詠んだ句。

式年遷宮の伊勢神宮を目指し、水門川の船町港から舟で下って行きます。

岐阜県大垣市の「奥の細道むすびの地記念館」では、奥の細道でたどった場所や句を分かりやすく紹介。

3Dの紹介映像が印象に残りました。

松尾芭蕉の好物はコンニャクであることも知りました。

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建物の前では、川淵平さんの竹あかりイルミネーションが展示されています。

川淵さんは2016年の伊勢志摩サミットの竹あかりの制作指導や、2021年の竹あかりコンテストで最優秀賞を受賞するなど竹あかりの第一人者。

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幽玄な竹あかり。

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「鉄心門」の前の竹あかりが個人的には好み。

元々、郭町にあった小原鉄心の邸宅の裏門。

現在はこの場所に移築されました。

石碑に刻まれている「無何有」という言葉が深い。

小原鉄心は幕末の大垣藩主。

財政改革を行い、当時あった藩の借金を全て返済。

幕末から明治初期にかけて、現在の大垣の原型をつくった人物。

【竹あかりイルミネーションの開催期間】12月25日(土)まで。

【開催時間】17時から21時。

建物の北側に駐車場あり。

yama300.info

大垣駅周辺のイルミネーションと併せて鑑賞されてみては。