令和5年4月1日に道路交通法が改正され、自転車に乗る時はヘルメットの着用が努力義務化されました。
道路交通法 第63条の11
第1項
自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。
第2項
自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
先日、スポーツデポで自転車のヘルメットを買いに行きました。
いろいろ種類がありました。
ビアンキのヘルメットがかっこ良かったです。
自分は頭が大きく、被れるヘルメットは1つのみ。
それが写真のuvexのヘルメット(61-65cm)
13,365円もしました。
自転車で転倒した時に、頭を守ることの重要さはすごく分かります。
ただ自転車のヘルメットの値段が高過ぎる。
大人が被れるヘルメットが9000円くらいからでした。
努力義務化されたとはいえ、普及へのハードルは高いでしょう。
何の罰則規定もありませんし。
作業用ヘルメットを被る方がいるのも納得しました。
後からネットで見たら安い値段のヘルメットも多かったです。
ヘルメットは見た目がごっつく、重そうに見えます。
手に持ってみるとすごく軽いことに驚きました。
ちゃんとフィッティングを調整すると、被っている感覚がほとんどありません。
岐阜県警察ホームページの「交通事故統計・分析」を見てみました。
令和4年の自転車事故の発生件数は430件。
10年前の平成24年は1500件。
テレビのニュースの印象だと近年激増してるのかと思ったら逆で、年々減少しています。
令和4年の自転車事故による死者数は11人。
そのうち10人が高齢者。
自転車事故が起きる道路形状の53%が「信号のない交差点」
事故類型の56%が車両相互の「出会い頭」
自転車事故が一番多く発生するのは「8時から10時」「16時から18時」でともに19%。
軽傷を含めた被害が一番多いのは高校生で全年齢の23.7%。
統計だけの印象だと、高校生と高齢者は特にヘルメットを着用した方が良い。
普段の生活の中でも高校生の自転車の運転は危ない。
通勤、通学の時間帯に事故が多いのは必然。
自分が気をつけていても、相手の自転車、自動車の飛び出しによる転倒のリスクは誰にでもあります。
どうせヘルメットを着用するのなら、自分が乗っている自転車や服装に合わせ、気分が上がるヘルメットを着用されてみては。