11月25日、26日に岐阜市で開催された「公共交通フェスタ2023」
水戸岡鋭治さんがデザインした自動運転バスがお披露目されました。
水戸岡さんといえば、長良川鉄道の「観光列車ながら」岐阜バスの「清流ライナー」もデザイン。
デザイン画が発表された時に、清流ライナーの赤に合わせてきたと思いました。
フェスタ会場に行ったら、清流ライナーと2ショットで並んでて驚き。
嬉しい演出でした。
自動運転バスの名前は「GIFU HEART BUS」
説明のパネル読んでたら、ロンドンバスの赤と同じ。
“岐阜ハートバスレッド”
遠くから見ても目立つし、見ていてワクワクするデザインでした。
会場では展示バスに自由に入れました。
家族客に大好評。
女性やお子さんが「かわいい」と言ってるのが印象に残りました。
AUTO(自動)の頭文字Aとハートを組み合わせたロゴ。
やさしい雰囲気。
車内は10人乗りでシンプルでした。
このゲームのようなリモコンでバスを操作します。
操作してみたくなりました。
今年度は運転席に人が座って、アクセルとブレーキは自動の「レベル2」で走行。
11月25日から3月31日まで運行。
5年間の継続運行。
運転者なしで特定条件下で走行する「レベル4」を目指します。
装備されたカメラ、センサー類。
360度のモニター、レーダーによる障害物の感知、GPSによる位置の測定、AIカメラによる路車協調システム、信号の情報が送られる信号情報システムなどの技術が駆使されます。
今年は自動運転バスで先駆けて「レベル4」で運行している福井県で、車線からはみ出した自転車に接触する事例がありました。
先日は福岡市でタクシーと接触する事例も。
公道は危険がいっぱい。
各種装備が理論通りに稼働するのか、急な飛び出し等に反応できるのか気になるところ。
自分も実際に自動運転バスに乗ってみたい。
川原町のバス停。
バス停の色も赤。
この日は運転初日だったからか、時刻表の予定よりも10分くらい遅れて到着。
平日と土日祝はJR岐阜駅から岐阜市役所まで走行する中心部ルートが12便。
土日祝は、川原町、岐阜公園、御鮨街道を走行する岐阜公園ルートが3便。
乗車は無料。
原則予約制。
電話またはLINE予約システムで。
空席があれば予約なしでも乗車可能。
詳細は岐阜市のホームページでご確認を。
意外と交通量が多い川原町。
車同士の行き違いもスムーズでした。
この操作は人間が操作してるのかな。
水戸岡さんがデザインする車両は周囲の環境に調和します。
紅葉が進む金華山、岐阜城をバックに絵になります。
ゆっくり走行するので、自動運転バスを見たい方は簡単に見られます。
新聞によると自動運転バスの最高時速は19キロ。