10月23日(土)から岐阜市で自動運転実証実験が始まりました。
コースが岐阜市役所から岐阜駅にかけての金華橋通りと長良橋通り。
柴橋岐阜市長が1期目の公約の中に自動運転バスの導入があった気がします。
有言実行。
何回か実際に走行しているところを目撃しました。
もちろん普通の自動車のようには走りませんが、自分の想像よりもちゃんと走ってました。
左車線に路上駐車の車があればちゃんと停まって、隣の車線が空くと安全に車線変更してました。
電気自動車なので走行時の音も静かで排出ガスもゼロ。
初めて見る自動運転車に興奮。
10月23日、24日にぎふメディアコスモスで開催された「公共交通フェスタ2021」では、自動運転バスが展示され車内を見学することもできました。
常に誰かが記念撮影を行ってて大人気でした。
自動運転バスはフランスのナビヤ社製の「アルマ」という車種。
ナビヤ社は2014年創業。
昔からの自動車メーカーではないようです。
自動運転バスなどは海外20ケ国で導入実績。
ナビヤのホームページに記載されていたアルマのスペックは、
- 1回の充電で最長9時間走行(約100km)
- 最高速度時速25km
- 乗車定員15人。
- 自動運転レベル3(条件付自動運転)
車内はいたってシンプル。
ハンドル、アクセル、ブレーキがなくて、ゲーム機のようなリモコンがあるだけ。
360度の障害物を検知する「3Dライダー」
赤外線を照射し物体に反射した受光して障害物を検出します。
車の天井には「GPS受信機」
他にもカメラが車の前後に1台ずつ。
車のライトやワイパーもセンサーで自動制御。
万が一の際は集中管理センターで遠隔制御もできるようです。
まさに未来の車。
先に自動運転バスを導入した茨城県堺町の動画がありました。
実際に地域の方の足として活躍してます。
連日のように起きるアクセルとブレーキの踏み違え事故。
若い人でも眠たい時、イライラしている時は事故を起こしやすいです。
あおり運転もなくなりません。
将来的には、人間が運転するよりも自動運転の方が正確で安全な世の中が訪れる予感がしました。
これからの10年間、トヨタ以外の自動車メーカーは世界での生き残りをかけるため電気自動車の開発に全力投球していくことが予想されます。
日本は2035年が自動車の電動化目標年。
海外に遅れをとっている自動運転車も今よりは進んでいくでしょう。
世の中を変える、岐阜を変えるのはテクノロジーです。