岐阜市の岐阜公園で「第50回菊人形・菊花展」が開催中です。(11月23日まで)
2021年は50回記念。
第1回の開催は1972年(昭和47年)
アポロ14号が月面着陸した翌年から積み重ねてきました。
自分もここ数年は毎年鑑賞させてもらってます。
盆栽の美しさがなんとなく分かるようになってきました。
会場には50年の歴史を振り返る写真パネルも展示されてました。
1992年(平成4年)の信長の菊人形。
男らしい飾りつけ。
元々は菊花だけの展示だったのが、当時の蒔田浩市長の発案で菊人形の展示が始まったそうです。
かつて岐阜公園にはライオン、ペンギンがいて、水族館もありました。
当時の貴重な写真も。
水族館の巨大水槽の写真を見て、祖父とオオサンショウウオを見にきたのを思い出しました。
アビラ・ヒロンの「日本国王記」の記述をもとに復元された「信長・岐阜城の庭」
絢爛豪華な庭です。
10月23日の時点ではまだつぼみの花が多かったですが、日に日に鮮やかな庭になっていきます。
信長が桶狭間の戦いの前の夜に、能の「敦盛」を舞った場面。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。ひとたび生を得て、滅せぬ者のあるべきか」と歌い舞います。
その後出陣し、今川義元を討ち取ります。
信長の居館前は警備も厳重。
信長の池もおすすめ。
池への映り込みがとても美しいです。
まだ緑色ですが紅葉が進んできたらより映えてきます。
【開催期間】10月23日(土)から11月23日(火祝)
【開催時間】9時から17時
※観覧無料