岐阜県大野群白川村萩町にある世界遺産「白川郷」
圧巻の雪景色。
岐阜県外の方が岐阜でイメージするものの代表的存在。
茅葺き屋根の合掌造りが誕生したのは、白川郷が豪雪地帯だから。
2月18日のニュースによると、白川郷の積雪は1日で2メートル。
そう簡単に見に行くことはできませんし、道路が通行止になる可能性もあります。
同じ18日の岐阜市の積雪は8センチ。
岐阜市内でも白川郷に似た景観を楽しめる場所があります。
岐阜市の百々ケ峰の麓にある松尾池です。
1885年(明治18年)内務省事業により江平技師がヨハネス・デレーケの指導を受けこの場所に農業用貯水池を建設。
濃尾地震で被害を受けるも、1932年(昭和7年)に当時の岐阜市長・松尾国松が復旧。
市長の名前から「松尾池」に。
松尾池側から百々ケ峰登山を楽しむ方も多いです。
池周辺に駐車場があります。
松尾池は山に囲まれ、四季折々の景観を楽しまめす。
池の東側にある茅葺き屋根の建物は、元郷土料理店「岩舟荘」
1966年(昭和41年)に、白川村牛首部落にあった建物を白川村の茅葺き職人により移築復元。
2003年(平成15年)には「ぎふ三十六景」にも認定。
岩舟荘は2013年(平成25年)に閉店。
先日行った第1回岩舟荘大作戦の模様が、本日6月2日の岐阜新聞で紹介されておりました! pic.twitter.com/V6tlB4xpur
— 松尾池の景観を守る会 (@5LFDj6occ2zlyPY) June 2, 2019
一時は建物周辺の草木が伸びてましたが、2019年(令和元年)5月、松尾池を愛する市民ボランティアによる活動により建物周辺の草木を伐採。
新聞にも掲載されました。
水面に戯れる鴨。
以前にオシドリも見たことがあります。
野鳥愛好家にも人気。
自分もカワセミの撮影をしたことがあります。
松尾池は耐震工事が行われます。
現在、池の表面の表面は土ですが、全面コンクリートになります。
岐阜市のホームページによると、工事の完成は令和6年度。
工事が始まったら、しばらくの間この景観は楽しめなくなります。
興味のある方は一度訪れてみてはいかが。
春、夏、秋の景観も紹介していきます。