岐阜県羽島市竹鼻町にある『八劔神社』(祭神日本武尊)
1581年(天正9年)に、不破広綱が竹ヶ鼻城の鬼門除けに遷祀。
社殿内の木造狛犬(岐阜県重要文化財)1対には、1672年(寛文12年)寄進の陰刻あり。
社殿。
拝殿の絵天井が見ごたえありました。
元々は、郷土の画家・宮脇有景が描いたのですが、永年の風雨により劣化。
平成4年に地元の画家19名により復元。
羽島市竹鼻町にある和菓子店『兎月園』
今回の目的は竹鼻名物の「みそぎ団子」
兎月園さんでは8月30日(月)まで販売。
1本185円。
注文を受けてから団子を焼いてくれます。
岐阜県農政部農業技術課 編『ふる里の味 ぎふ』 https://t.co/DhnKzmLwLx #日本の古本屋 #岡本書店(岐阜)
— やまさん@岐阜 (@yama300) July 10, 2021
『ふる里の味 ぎふ』に「みそぎ団子」に関する記載がありました。
美濃の三大河川の中で最も大きい木曽川、長良川の両川にはさまれた羽島地区では、かつて川の増水時は海のようであり、たえず水との闘いでした。宝暦年間に洪水による悪疫が大流行したために人々は氏神にだんごをお供えし、疫病除けの祈とうをしました。その後、毎年6月30日には、みそぎ祭りが行われ“みそぎだんご”を作ります。このだんごを食べると夏病みしないといい伝えました。
薩摩藩士による宝暦治水が行われたのが1754年から1755年。
みそぎ団子は、水との戦いに苦しんできた羽島の方々にとって神聖なる食べ物。
八劔神社へ参拝した時、地元の方にすごい熱量でみそぎ団子を勧められましたがその理由が分かりました。
羽島市民のソウルフード。
急いで家に帰ってきたので、ぽかぽかのみそぎ団子。
みそぎ団子の見た目はみたらし団子のよう。
実際食べてみると、外側はみたらし団子です。
焼きたてで団子もやわらかい。
そして団子の中にはあんこが入ってました。
香ばしい甘辛さから、あんこの甘さへの二段攻撃に恐れ入りました。
みそぎ団子のことは今年知りましたが、もっとメジャーになっていい団子。
羽島市の他のみそぎ団子も気になります。
梅雨明けして暑い日が続きます。
夏バテ予防にいかがでしょうか。
【営業時間】8時から19時
※みそぎ団子の販売は9時から17時30分
【定休日】火曜日
駐車場あり。