“滋賀のラピュタ” 土倉鉱山跡。

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夜叉ヶ池に行った帰りに滋賀県長浜市にある「土倉鉱山跡」に寄ってみました。

岐阜県側からだと八草トンネルを超えてしばらくすると左手に侵入口があります。

道路が意外にも綺麗で看板もあり、鉱山跡の向い側に小さな駐車場もありました。

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“滋賀のラピュタ”と呼ばれる土倉鉱山跡。

草がむしてて独特な雰囲気を醸し出してます。

ロープより中は立ち入り禁止。

道路から外観を鑑賞できます。

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今回は午後1時くらいに撮りましたが、3時くらいの方がラピュタ感出たかも。

季節や時間帯を変えて見学してみたい。

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土倉鉱山は1910年(明治43年)から1965年(昭和40年)まで採掘されていた銅鉱山。

1907年(明治40年)に銅鉱石が発見されます。

1910年(明治43年)に田中鉱業株式会社が買収し営業開始。

現在残っているのは3代目の選鉱場で1942年(昭和12年)から1965年(昭和40年)まで稼働。

ここから2km先に2代目の選鉱場も残っているそうです。

今回はその情報に気づかなかったので次回確認します。

最盛期には月産2000〜5000トンを生産。

従業員が366人いて、約1000人の方が暮らしていたそうです。

昭和30年代に銅価格の低迷もあり閉山。

今から50年以上前の産業遺産を間近に鑑賞できます。

冬は雪がすごそうな場所です。

ぐるっと探検☆産業遺産

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土倉鉱山のことは、前畑温子さんの「ぐるっと探検☆産業遺産」を読んで知りました。

本には坑道内部の写真も掲載されています。