京都大学大学院特任准教授・山本康正さんの「世界を変える5つのテクノロジー」を読みました。
最近よく耳にする『SDGs(持続可能な開発目標)』
これからの企業は「SDGs」に対してポーズではなく真剣に取り組まないと生き残っていけません。
日本の自動車メーカーも電気自動車の開発に舵を切りました。
この本で紹介されている5つのテクノロジーの1つが「フードテック」
国連の報告書によると世界人口はまだまだ増えていく予想。
食料不足が大きな問題になってきます。
アメリカのマクドナルドでは一部の店舗で代替肉バーガーの販売を開始。
他にも食料不足を解決する方法として注目されているのが「昆虫食」
一部引用すると、
昆虫食の最大のメリットは、牛・豚・鶏などの家畜と比べると生育に必要な水や飼料、農地が圧倒的に少なくて済むこと。昆虫は成長スピードが早く、省スペースで飼育できるため、投入するリソースが少なくて済むと同時に、環境への負荷も小さく済みます。
タンパク質やカルシウムが豊富なため、食料として栄養価が高いのも特徴。天然の個体数が多いため、持続的な食料供給を目指す立場から、国連食糧農業機関(FAO)も昆虫食を推奨しています。
世界の救世主になるかもしれない昆虫食。
無印良品がコオロギせんべいを販売
少しずつ世間の関心が集まってきてます。
岐阜市日野にある「くわがた村」
【営業時間】昼12時から夜7時
【定休日】火曜、水曜
こちらでは岐阜県で初めて昆虫食の自動販売機が設置されました。
新聞、ネット、YouTubeでご覧になった方も多いのでは。
話のネタにいかが?
自販機はおそらく24時間販売。
販売される昆虫食は季節によって変わるようです。
よそでは見ることがない珍しいメニュー揃い。
タガメサイダーどんな味なんでしょう。
コオロギメニューにもいろんな種類。
「?」が何の昆虫か気になります。
今回は大人気のオオスズメバチと「?」はイナゴでした。
オオスズメバチ(1200円)
見た目はなかなかのインパクト。
食べ始めると、やめられない、とまらない。
スナック菓子感覚で美味しいです。
見た目と味のギャップを楽しめるのが昆虫食の醍醐味。
イナゴ(1000円)
オオスズメバチに比べて、昆虫食ビギナー向け。
酒のつまみにも合いそう。
足のコリコリ食感が好きです。
くわがた村店内には、コオロギアイス(1000円)も販売されてました。
言われないと誰もコオロギと気づかないでしょう。
デザートから昆虫食の世界に入っていくのも良いかも。
環境への負荷が小さく、栄養価の高い昆虫食。
普及へのハードルは見た目と口にする抵抗感。
食べると美味しいのは保証します。
岐阜県では恵那市と山県市でヘボ(クロスズメバチ)を食べる文化があります。
自分が昆虫食に抵抗がないのは、ヘボの美味しさを知っていたから。
現状、昆虫食は高級珍味。
もっとみんなに昆虫食が広まって、お値打ちに食べられるようになったらいいなあ。