日本でいちばん美しい山城『郡上八幡城』の新緑。

 

街道をゆく4

街道をゆく4

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司馬遼太郎さんの紀行文集「街道をゆく」

その4巻目では郡上八幡に向かいます。

その中で郡上八幡城について次のように記されてます。

 

日本の山城の典型のひとつは、長良川上流の郡上八幡城である。

そう信じ、この山の上に日本でいちばん美しい山城があるはずだと思いつつ登ったのは十五年ほど前で、春のはじめだったために雪が深く、道に難渋した。

 

司馬遼太郎さんが“日本でいちばん美しい山城”と称した郡上八幡城。

現在は新緑がとても綺麗です。

雪はしっかり溶けてますので、道に難渋することなくたどり着けます。

石垣と新緑の組み合わせも美し過ぎます。

お城の近くには鯉のぼり。

ただの鯉のぼりではありません。

渡辺染物店さんの郡上本染の鯉のぼりです。

色が引き締まってて風格があります。

冬の鯉のぼり寒ざらしはもう3年見てません。

来年開催されたら見に行きます。

【開城時間】9時から17時

麓周辺に駐車場有り。

混雑を避けるため、あえて遠くの駐車場に停めました。

れきしクンの動画おもしろいです。

慶長5年(1600年)9月3日には、関ヶ原の戦いの前哨戦「郡上八幡城の戦い」が起きました。

郡上八幡城の城主・稲葉貞通(一鉄の息子)と遠藤慶隆(築城した盛数の息子)との戦い。

“東軍vs東軍”

ドタバタの戦いの後に和睦。

その後の城主になったのは遠藤慶隆。

領内の融和を図るために始めたのが郡上踊り。