紅葉真っ盛りの谷汲山華厳寺。
写真は11月19日に撮影。
早朝から参拝客が続々と。
本堂手前の参道もカラフル。
谷汲山華厳寺から両界山横蔵寺までは東海自然歩道になっており、山づたいにつながっています。
山の最高地点が妙法ケ岳(667メートル)
今回は華厳寺側に車を駐車し、山道を歩いて横蔵寺まで向かいます。
本堂の裏にある満願堂の脇が登山口。
熊避けの鈴をお忘れなく。
華厳寺から妙法ケ岳まではひたすら急登。
谷汲の新鮮な空気をいっぱい吸いながら歩きます。
谷汲山華厳寺は798年(延暦17年)創建の天台宗の寺院で、西国三十三所第三十三番札所。
“巡礼の終着駅”
奥の院までの道中には観音像。
巡礼している気分を味わえます。
観音様に励まされました。
奥の院。
ここへ行くまでが大変。
奥の院からしばらく歩くと、
岩穴から水が沸き続けてました。
満願堂からおよそ1時間、妙法ヶ岳山頂へ。
山頂からの眺望はなし。
そのまま横蔵寺を目指します。
妙法ヶ岳から華厳寺の戻るのもあり。
心地よい尾根道もあれば、
倒木が道を塞いでいる箇所もあり。
細かいアップダウンを繰り返す後半の登山道。
道中、展望が良い箇所もありませんでした。
横蔵寺寄りの場所に休憩に適した小屋がありました。
横蔵寺旧寺院跡。
昔は随分山の中に本堂があったようです。
1571年(元亀2年)に織田信長の軍により焼き払われたとか。
長い道のりを経て両界山横蔵寺へ下山。
華厳寺と比べると紅葉のピークはやや過ぎたか。
それでも多くの参拝客で賑わってました。
定番の赤い橋。
美しい紅葉の景色は下山後のご褒美。
普通に車で見に来た時よりも心に染みました。
体力に自信があり、谷汲の自然を満喫したい方はチャレンジしてみては。
【今回の所要時間:3.5時間】
谷汲山華厳寺〜妙法ヶ岳 1時間
妙法ヶ岳〜両界山横蔵寺 2.5時間
横蔵寺から華厳寺までは揖斐川町ふれあいバスで戻ります。
乗車運賃は300円。
バスの本数が1日3本しかありません。
しかも最終は15時45分発。
華厳寺側を早めにスタートしないとバスがなくなります。