ロイヤル劇場で1月14日(土)から20日(金)まで上映中の「喜劇 競馬必勝法 大穴勝負」を見てきました。
今度は正真正銘の岐阜ロケ作品。
1968年(昭和43年)公開。
出演:谷啓、伴純三郎、十朱幸代、長門勇、久保菜穂子、長門裕之など
ストーリーは、主人公のペテン師小原が岐阜の繊維問屋街の連合会会長をカモろうとするも、競馬のコンサルタントにさせられ思わぬ展開に。
前作「喜劇 競馬必勝法」も見たので主要な登場人物の性格もばっちり把握。
谷啓さん「ガチョーン」のイメージが強かったですが、若い頃の芝居がとてもおもしろい。
今回の大穴勝負もすんなり物語の世界に入って行きました。
冒頭から名鉄の赤色の特急、笠松競馬場のシーン。
競馬場の中央にある畑は今と同じ。
競馬の話なので競馬場は最初から終わりまで映ってます。
岐阜城のシーンも多かった。
ロープウェイのガイド役が十朱幸代さん。
ホテルパークも少し映ってました。
個人的には問屋街のシーンが印象的でした。
昭和43年の問屋街には勢いがありました。
連合会会長が「ヤミ市から20年で1800億円の問屋街になった」というようなセリフもありました。
JR岐阜駅北口を出ると見えるビルの広告看板群も当時から健在。
もちろん広告の内容は今とは違います。
コメディ映画として面白かったし、自分が生まれる前の岐阜市と笠松競馬場の様子が分かって満足。
客層はシニア層が中心でした。
ロイヤル劇場は日本で唯一のフィルム劇場。
今回の大穴勝負も「富士フィルム」とキャプションが入ってました。
入場料:600円
上映時間 ①10時〜 ②11時45分〜 ③13時30分〜 ④15時15分〜
本編91分