『ガウディとサグラダ・ファミリア展』名古屋市美術館(3月10日まで)

名古屋市美術館で開催中の「ガウディとサグラダファミリア展」に行ってきました。

すごく混んでました。

 

建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)

最後は路面電車に轢かれて亡くなったという。

ガウディといえばスペインのカタルーニャ州にある未完の「サクラダ・ファミリア聖堂」

着工は1882年。

今年で142年目。

ガウディは2代目の主任建築家であることを会場で知りました。

世代を超えてつながる建築家のバトン。

 

円錐形のような独特な建築のフォルム。

会場では「逆さ吊り実験」の紹介もありました。

幾何学を用いた合理的な設計だという。

 

「人間は、創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」

ガウディが残した言葉。

 

日本では見られない奇想天外な建築。

その発想の源は、古典的な建築の様式美であり、自然の中にあります。

会場ではサボテンのスケッチも展示されてました。

洞窟にインスパイアされた建築が印象に残りました。

図録を買ってこなかったので建築の名前は忘れました。

 

会場の一部にはフォトスポットも用意されてました。

自分も大聖堂の模型の写真を撮ったのですが、他のお客さんがどうしても映り込むのでここには載せません。

 

自分は建築を見るのは好きですが設計する側ではありません。

ジャンルは違えど、何か発想に行き詰まることがあったら、先人が残した作品から学ぶ、自然の中からヒントを探る姿勢はならいたい。

 

ガウディの影響を受けた建築の中に、岐阜県各務原市の斎場「瞑想の森」が紹介されてました。

伊東豊雄さん設計。

ハザード状の屋根はガウディ建築を想起します。

となると、ぎふメディアコスモスもガウディ的な建築なのでしょうか。

 

いつかスペインへ行って、実際にサクラダ・ファミリアを見たくなりました。

建築好きの方におすすめの展覧会です。

ガウディとサクラダ・ファミリア展

【開催期間】2024年3月10日(日)まで

【開館時間】9時30分から17時

【休館日】月曜

【観覧料】一般 1800円 大学・高校生 1000円 中学生以下 無料