名古屋市美術館で開催中の「ガウディとサグラダファミリア展」に行ってきました。
すごく混んでました。
建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)
最後は路面電車に轢かれて亡くなったという。
ガウディといえばスペインのカタルーニャ州にある未完の「サクラダ・ファミリア聖堂」
着工は1882年。
今年で142年目。
ガウディは2代目の主任建築家であることを会場で知りました。
世代を超えてつながる建築家のバトン。
円錐形のような独特な建築のフォルム。
会場では「逆さ吊り実験」の紹介もありました。
幾何学を用いた合理的な設計だという。
「人間は、創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」
ガウディが残した言葉。
日本では見られない奇想天外な建築。
その発想の源は、古典的な建築の様式美であり、自然の中にあります。
会場ではサボテンのスケッチも展示されてました。
洞窟にインスパイアされた建築が印象に残りました。
図録を買ってこなかったので建築の名前は忘れました。
会場の一部にはフォトスポットも用意されてました。
自分も大聖堂の模型の写真を撮ったのですが、他のお客さんがどうしても映り込むのでここには載せません。
自分は建築を見るのは好きですが設計する側ではありません。
ジャンルは違えど、何か発想に行き詰まることがあったら、先人が残した作品から学ぶ、自然の中からヒントを探る姿勢はならいたい。
ガウディの影響を受けた建築の中に、岐阜県各務原市の斎場「瞑想の森」が紹介されてました。
伊東豊雄さん設計。
ハザード状の屋根はガウディ建築を想起します。
となると、ぎふメディアコスモスもガウディ的な建築なのでしょうか。
いつかスペインへ行って、実際にサクラダ・ファミリアを見たくなりました。
建築好きの方におすすめの展覧会です。
ガウディとサクラダ・ファミリア展
【開催期間】2024年3月10日(日)まで
【開館時間】9時30分から17時
【休館日】月曜
【観覧料】一般 1800円 大学・高校生 1000円 中学生以下 無料