JR東海道本線。大垣市新開町にある「甲大門西橋梁」へ行ってきました。
「ねじりまんぽ」で有名な場所です。
「まんぽ」はトンネルを意味する方言。
「ねじりまんぽ」はレンガや石積で作られたアーチ状のトンネルで線路の路盤に対して斜交している道路や水路のためにアーチ橋を斜めに架けるための独特な技法。
バリバリの現役で橋梁の上をJRの列車が走る姿にしばらく見とれてました。
1887年(明治20年)に竣工したとされるだけあって歴史を感じるトンネル。
地元の方々が普通に歩いたり自転車で通り抜けており、生活に密着してます。
橋梁の中は綺麗にねじられてます。
橋梁の出口はギザギザになってました。
味わい深いイギリス式のレンガ積み。
コンクリートが発達する前の明治期ならではの鉄道歴史遺産。
橋梁をくぐった先には八幡神社がありました。
近隣の方は昔から橋梁をくぐって神社へ参拝されていたのでしょう。
甲大門西橋梁の近くには「乙大門西橋梁」もありました。
こちらはねじれてませんが、整然と並ぶレンガ積みを鑑賞できます。
明治文化が好きな方、電車が好きな方におすすめ。