信長により幕府を追放された将軍義昭は鞆の浦へ。“義昭の逆襲”はあるのか?

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第37回では、将軍・足利義昭は織田信長に対し兵を挙げるも木下藤吉郎によって捕らわれます。

義昭の扱いについて光秀が信長に聞きます。

「将軍?家来を何人かつけてどこへでも追い払えばよい。藤吉郎に任せてある。」と信長は答えました。

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幕府を追放された足利義昭は広島県福山市鞆の浦(とものうら)へ。

2017年に広島へ旅行に行った時の写真です。

当時は大河ドラマにまったく興味がありませんでした。

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ネットで検索すると映画「崖の上のポニョ」の制作時に、宮崎駿監督がロケハンに訪れていた話も出てきます。

景色の良い静かな漁港。

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江戸情緒のあふれる町並み。

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平和過ぎて猫ちゃんたちの警戒心ゼロ。

現在福山市では、義昭を全力でPRしているようです。

義昭は天正16年(1588年)までは征夷大将軍でした。

鞆の浦で「鞆幕府」を開きます。

義昭を庇護していた毛利氏が秀吉に屈すると将軍を朝廷に返上し再び仏門へ。

「本能寺の変」との関わりは定かではありませんが「鞆幕府陰謀説」もあります。

信長を倒すための準備をしていたとしても不思議ではありません。

“義昭の逆襲”もあるかもしれません。