企画展『ユーリ・ガガーリン物語』(岐阜かかみがはら航空宇宙博物館)

 

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岐阜県各務原市にある「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」で開催中の企画展『ユーリ・ガガーリン』を見てきました。

企画展の会期が7月5日(月)まで延長。

慌てなくても良いので機会があればぜひご鑑賞を。

ユーリ・ガガーリン(1934-1968)はロシア(当時はソビエト連邦)の宇宙飛行士。

1961年(昭和39年)に人類で初めて有人宇宙飛行としてポストーク1号に搭乗した人物。

若い方はガガーリンの名前は知らなくても「地球は青かった」という名言を聞いたことはあるでしょう。

自分もガガーリンの詳しいことは知らなかったので、今回の企画展で彼の生涯、当時の宇宙開発について多くのことを学べました。

少年時代からまじめで勉強熱心だったガガーリンでしたが、家が貧しかったので、昼間はモスクワの鋳物工場で働き、夜に職業学校に通ってました。

職業学校卒業後はサラトフ工業技術学校、オレンブルク航空士官学校を経て、ルオスタリ空軍基地に赴任。

宇宙飛行士の候補には数多くの優秀なパイロットが選抜されましたが、ガガーリンが選ばれた理由のひとつが彼の誠実な人柄。

展示会場には、ガガーリンが搭乗していたカプセルを再現した模型や、帰還後に日本に訪れた時の映像も紹介されています。

ガガーリンはロシアの英雄。

地球に帰還後、再び宇宙への飛行を希望しますが、事故で国の宝を失いたくないソ連は許しませんでした。

1968年(昭和43年)ジェット機を飛行中の墜落事故により死亡。

34歳の若さでした。

その後の宇宙開発の発展ぶりはみなさんご存知の通り。

資金があれば民間人でも宇宙へ行ける時代に。

2020年代には世界初の「宇宙ホテル」を打ち上げる計画もあるそうです。

今回、久々に岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ行きましたが、宇宙へのロマンが広がりました。 

ショップには、ガガーリン物語のコラボTシャツも販売されてました。

宇宙犬ライカがかわいかったです。

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カフェには“大気圏を超えたからあげ”「隕石からあげ」など、宇宙をイメージしたメニューもありました。 

【開館時間】平日10時から17時 土日祝10時から18時

【休館日】第1火曜日

【入館料】大人 800円 高校生・60歳以上 500円 中学生以下 無料

無料駐車場あり(600台)

今は休日でも空いているので、シミュレーター独占できるかも。