岐阜県郡上市白鳥町には長良川鉄道の終着駅「北濃駅」があります。
数多くある長良川鉄道の駅の中でも北濃駅は特におすすめ。
北濃駅には明治35年アメリカのケンブリッジ社で製造された転車台があります。
現存するアメリカ製の転車台としては国内最古。
昔は転車台に乗った機関車をバーを手押しして180度方向転換していました。
終点の看板の前で記念撮影される方が多い。
北濃駅のホームから北側にもレールが続いています。
長良川鉄道の正式な路線名は「越美南線」
越前(福井県)と美濃(岐阜県)を結ぶ「越美線」の南半分として建設された路線。
1921年(大正10年)越美線の建設が岐阜県側から始まり、1934年(昭和9年)に北濃駅まで到達。
戦争の影響もあって工事は中断。
工事が再開されることもなく現在に至ります。
福井県側の越美北線も「九頭竜湖駅」まで建設し中断。
地図で見ると、北濃駅と九頭竜湖駅は目と鼻の先。
越美線の夢の跡が残っています。
観光列車「ながら」
数多くの観光列車を手掛けてきた工業デザイナー水戸岡鋭治さんがデザイン。
美しく、長良川流域の自然にも調和。
北濃駅は終点なので、折り返し運転するまでしばらく停車しています。
列車の写真を撮りやすい駅。
チャンギントンラッピング列車も。
「チャンギントン」はフジテレビで毎週日曜朝6時15分から30分まで放送されている番組。
(※まだ見たことありません)
華やかで楽しそうなラッピング。
電車のキャラクターがいっぱい登場するのでしょうか。
ちなみに車内もチャンギントン仕様になってました。
子鉄さんが喜びそう。
お腹が空いたら食事をすることもできます。
「終着北濃駅」午前10時から午後4時まで営業。火曜定休。
みそかつ定食(1000円)美味しかったです。
小鉢におかずがいろいろ入ってて大満足。
駐車場、トイレあり。