新首都「東京から東濃へ」のスローガンは令和も健在。

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岐阜県郡上市高鷲町を走行中にある看板が目にとまりました。

高鷲中学校の近くです。

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新首都「東京から東濃へ」

東美濃丘陵が一番いい

日本まん真ん中 岐阜県

20年くらい前には岐阜県内のあちこちで見かけた看板。

最近見かけないないなあと思ってたら、奥美濃で発見しました。

この看板が撤去されてないことから分かるように、時代が令和になった現代でもこの話は生きてます。

国土交通省のホームページを見てもらえれば「首都機能移転の効果」について詳細に書かれています。

 

首都機能移転に関する取り組みは、岐阜県では1991年(平成3年)に庁内研究会を設置。

1996年(平成8年)以降は県内各団体からなる推進協議会が設立され全県的な運動に拡大。

社団法人 岐阜県経済同友会も1996年(平成8年)8月に「首都機能誘致委員会」を設置。

(※初代委員長は土屋嶢 氏)

当時の自分はまだ若く、首都が東京から東濃へのキャッチフレーズが単なるダジャレでおとぎ話のように感じてました。

インターネットも少しずつ普及し始めた頃。

メディアでは盛り上がっていた誘致活動も次第に見なくなりました。

 

あれから25年。

時代は令和に。

感染症が世界的に流行。

テレワークのよびかけが盛んに行われています。

マグニチュード7程度の「首都直下型地震」が30年以内に起きる確率は70%

投資の世界には「卵を一つのカゴに盛るな」という格言があります。

首都機能の全部ではなく一部を東濃地方に移転することは危機管理上大切。

 

リニア鉄道中津川駅の建設工事も始まります。

なぜ中津川にリニア駅ができるのか不思議でしたが、首都機能移転も視野に入っていたかもしれません。

開通すれば東京まで58分、名古屋まで13分。

25年前と違ってネット環境は整備され、zoomも普及しました。

 

「東京から東濃へ」

今こそ全県を上げて盛り上げていくべき。