こども陶器博物館で開催中の『ミッフィーとブルーナデザインの魅力』展(11月27日まで)

多治見市の美濃焼卸センターの一角にある「こども陶器博物館」に行ってきました。

 

7月30日から11月27日までは企画展「ミッフィーとブルーナデザインの魅力」が開催中。

ミッフィーの生みの親はオランダのディック・ブルーナ(1927-2017)

 

家にはブルーナの絵本が6冊ありました。

その中で「うさこちゃん びじゅつかんへいく」が好きです。

モンドリアン風の作品を見て、どう見て良いのか困惑するうさこちゃんが面白い。

 

日本の絵本では「うさこちゃん」と訳されてますが、みなさんは「ミッフィー」の方がなじみ深いかな。

元々はオランダで出版された絵本で、オランダ語での表記は「nijntje(ナインチェ)」

“ふわふわのうさちゃん”という意味らしいのですが、nijntjeでは読みにくい。

日本では児童文学者の石井桃子さんが「うさこちゃん」と翻訳。

miffy(ミッフィー)はイギリスの出版社で働いていたオリーブ・ジョーンズさんの翻訳。

 

企画展では、オフセット、シルクスクリーン印刷された絵本の原画、ブルーナが手がけたペーパーバックなどが展示されてました。

最小限の色と線で表現された独特な世界。

 

ブルーナの制作風景の映像が流れていたのですが、下書きはトレーシングペーペーに鉛筆で描いていたのですが、本番の線は筆で描いてました。

手描きなので、よく見ると線はにじんでいます。

ブルーナが描くキャラクターのやさしさの秘密は手描きの線にあると感じました。

ミッフィー好きの親子だけでなく、デザイン関係に興味のある方にもおすすめの展示。

 

別の展示室では、こども茶碗が年代別にずらっと並んでました。

ウイングマンの茶碗もあって懐かしい展示でした。

展示室の撮影は禁止ですが、館内にはフォトスポットが用意されてました。

ブルーナの絵本も読めるスペースもあり、読んだことがない絵本も読めます。

ミュージアムショップ、絵付け工房もありました。

レアなミッフィーグッズを入手できます。

 
 
 
 
 
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展示室以外の館内で撮影した写真を投稿するとマグカップが当たるキャンペーンも開催中。

【開館時間】10時から16時

【企画展中の入館料】大人(中学生以上)500円 小学生 100円  未就学児 無料

【休館日】月曜火曜(祝日は開館)

駐車場有り