レジェバタ聖地巡礼『鷺山』※ネタバレ有り

1月27日に公開された映画「レジェンド&バタフライ」

上映1週目の観客動員数が1位を記録。

レジェバタ仕様の“織田ちん”のぽち袋も話題に。

早くも100万人の方が映画を鑑賞しました。

 

映画を賞賛する声も多数。

「感動した」

「2人にもっと長く生きてもらいたかった」

「自分の奥さんを大切にしたい」

「岐阜城すごい」

 

自分は濃姫の強さが印象に残りました。

濃姫の存在なくして信長の天下布武なし。

 

ここから少しネタバレになるので読みたくない方はそっとページを閉じてください。

 

レジェバタのレビューを検索しているのですが、鷺山(さぎやま)に関するコメントが出てきません。

劇中にクレジットもなかったので仕方ないか。

岐阜城で信長が「鷺山」と言うシーンがありました。

訳あって濃姫が信長の元を離れて過ごしていた場所は鷺山です。

レジェバタの小説版も出版されてます。

古沢さんの脚本をベースに小説化。

映画よりも描写が細かいです。

その中に鷺山で静かに暮らす濃姫のシーンが出てきます。

美濃国、鷺山は今日もまばゆいほどの晴天であった。

生まれ故郷に小さな庵を営み、濃は心穏やかな日々を過ごしている。居間と寝間しかない侘しい家だが、もともと物に執着がないから不自由はない。身の回りのことも、姫と呼ばれていたことから、女中の手を借りずとも満足にやれたから困ることはなかった。

男手が必要な時は、貞家がやってくれるから、本当に気儘な毎日を過ごせている。

岐阜バス「鷺山玉川町」

ここから見えている小さな山が鷺山。

標高68メートル。

バス停から鷺山を目指します。

昔、本木雅弘さんが歩いていた通りです。

「さぎ山道三通り」と書かれた歩道橋を右に曲がります。

バス停から5分ほど歩くと到着。

麓には神社あります。

斎藤道三の慰霊の碑。

濃姫は“美濃のマムシ”斎藤道三の娘。

美濃と尾張の和睦のため、濃姫は信長の元へ嫁ぎます。

政略結婚でした。

春は桜が綺麗な鷺山公園。

広場にベンチが設置されてました。

濃姫、貞家、各務野の姿が浮かんできました。

ベンチからは岐阜城の姿がはっきり見えます。

濃姫は日々、信長のことを想っていたことでしょう。

山頂を目指します。

麓から10分くらいで登頂。

鷺山城跡の石碑。

説明の看板。

大河ドラマ「麒麟がくる」の時にいろいろ整備されました。

岐阜城へ行かれた後に鷺山へ行けば、濃姫の思いを追体験できます。

鷺山城跡に駐車場無し。

最寄りのバス停は岐阜バス「鷺山玉川町」(市内ループ線)