久々に坂祝町の猿啄(さるばみ)城跡へ行ってきました。
漢字だけだとまず読めない地名。
山の標高は275メートル。
YAMAPを見ると「城山」と表記されてました。
麓から展望台が見えてます。
今回は第2駐車場からスタート。
グーグルマップで第1駐車場をルート検索すると、坂祝バイパスの上を通過していきました。
登山口近くに第1駐車場があります。
小さなトイレもありました。
猿啄城の歴史が記された看板。
1565年(永禄8年)丹羽長秀は織田信長に命じられて東美濃を攻略。
その緒戦で先陣の河尻秀隆(鎮吉)らが落城。
信長が幸先よしと猿啄城の地名を勝山と改称。
信長にとって縁起の良いお城。
現代語訳の信長公記の中にも猿啄城の記述がありました。
猿啄の城は、木曾川に望む高山にある。城の上に大ぼて山という、草木の茂った高所がある。ある時、大ぼて山へ丹羽長秀が先駆けで攻め上り、兵を上らせて、猿啄城の給水源を占領した。上下から攻められて猿啄城はたちまち破綻し、城兵は降参して退去した。
大河ドラマ「どうする家康」では、“ジャストミート”福澤朗さんが丹羽長秀を演じてます。
登山道はひたすら階段が続いていた記憶。
登りやすくて初心者向け。
麓から30分くらい歩くと、立派な展望台。
展望台からの眺め。
北方面。
東方面。
木曽川の雄大な景色。
日の出も絶景では。
南方面。
桃太郎神社のある犬山市の風景。
名古屋の高層ビル群と小牧山城も見えました。
小牧山城といえば、家康と秀吉の最初で最後の直接対決があったお城。
猿啄城の展望台は比較的簡単に登れるのに絶景を楽しめます。
このポイントは各務原アルプスの東端。
明王山方面から来る方も多いようです。
【今回の所要時間】往復1時間