瑞浪市の『小里城跡』へ。織田信長の武田氏攻略の拠点。

うさぎ岩の近くに小里城跡があったので寄ってみました。

小里城跡は岐阜県指定史跡。

登り口の前に駐車場がありました。

登り口。

登り口から近い場所に石垣跡。

大手門跡。

小里城は天文元年(1532年)頃に小里光忠が築いたとされます。

石垣と大手門跡だけでも見応えがあります。

見晴らしの良い場所もありました。

大手道を20分ほど歩くと本丸へ。

本丸へ到着。

立派な天守台。

小登山した甲斐がありました。

 

岐阜城の城主だった織田信長。

武田勝頼が岩村城を攻略。

恐ろしい武田軍。

信長は小里城の改修を命じ、池田恒興を配置。

天正3年(1575年)信長の息子・信忠が岩村城を攻略。

この時、信忠は小里城から出陣したと伝わります。

反対側から。

石垣が四角ではなく多角形にように見えます。

多角形天守台といえば信長が岐阜城から移った安土城。

小里城は安土城の試作だったのではないかという説もあります。

 

今の石垣は後世に復元されたものらしい。

石垣の周りには、巨石がごろごろ。

様々な想像が膨らみます。

 

元和9年(1623年)に小里光重が22歳の若さで亡くなり小里城は廃城へ。

 

山城好きの方、信長好きの方におすすめ。