絶景の恵那峡。
秋に遊覧船からの眺めが気持ち良さそう。
恵那峡から見える山にオレンジ色の岩肌。
「紅岩」という名前です。
前から気になってました。
山の麓にある天佑稲荷。
こちらから紅岩の近くまで行くことができます。
参拝後、行ってみることに。
駐車場有り。
天佑稲荷の案内看板にも紅岩が描かれてます。
本堂の右手に登山口がありました。
紅岩は岐阜県指定天然記念物。
高さ27メートル、幅18メートル。
ダイダイゴケの一種が寄生し、遠くから見ると紅色に見えることから紅岩と名づけられました。
紅岩ハイキングコースになってます。
ある程度整備されてました。
紅岩がある場所、その手前は危険なので慎重に。
麓から20分ほど歩くと紅岩に到達。
紅岩越しの恵那山。
山のシルエットが美しい。
紅岩越しの恵那峡ワンダーランド。
このアングルで眺める観覧車は珍しい。
自分にとっては紅岩の方がワンダーランドでした。
高所恐怖症の方には絶対無理。
ダイダイゴケは大切な天然記念物。
触れたり乗ったりしないようにしましょう。
この紅岩、一体いつからオレンジ色なのか。
1923年(大正12年)に岐阜県内務部が出版した「岐阜県名勝天然記念物調査報告書」の中に紅岩が紹介されていました。
ネットで調べてみると「中山道を通る旅人の道しるべ」との記載。
さらに「千鶴姫伝説」
戦国時代に落武者がこの地に隠れ住んでいたという。
次々と討ち取られただ一人残された千鶴姫。
嘆き悲しんだ姫は岩の上で自刃しその血が岩に流れて赤くなったと。
伝説は地元での言い伝えなのでしょうか。
千鶴姫伝説によるなら、岩がオレンジ色になったのは戦国時代からということで。
恵那峡へ行かれた際に興味のある方は登ってみては。