三重県桑名市にある多度山へ。
養老山脈の南端。
向かう道中に現れる巨大な多度大社の白い鳥居。
境内にいる白い御神馬がかわいかったです。
多度大社で有名なのが毎年5月4日、5日に開催される「上げ馬神事」
700年続く伝統。
古来より神は馬に乗って現れるという。
馬が坂を駆け上がって、高さ2メートル余りの壁を乗り越えられた頭数でその年の農作物の豊凶や景気を占います。
今年は坂の傾斜や壁の高さを見直して開催されるようです。
実際に見てみたい。
まずは多度大社へ参拝。
多度大社周辺や登山口にいくつか駐車場がありました。
今回は初めてだったので誘導されるがままに有料駐車場へ。
登山だけなら愛宕神社の麓の駐車場が良さそう。
養老鉄道多度駅から徒歩20分。
木曽三川公園センターから車で10分。
多度大社から少し歩くと登山口。
今年は梅の開花ペースが早い。
雪もすっかり溶け春の声が聞こえてきました。
今回は東回りの「眺望満喫コース」を歩いてみました。
路面は普通に舗装されています。
楽だけど味気ない。
眺望は確かに良かったです。
木曽三川公園センターの展望タワーと名古屋の高層ビル群。
千本松原も上から俯瞰できます。
薩摩藩士とヨハネス・デレーケの尽力により木曽三川は綺麗に分流されました。
眺望満喫コースには、5つの見晴台が設置されています。
令和6年3月31日まで改修工事。
今回は残念ながら中に入れませんでした。
春になったらおすすめ。
朽ちた発射台が気になりました。
昔はパラグライダーの発進基地だったのでしょうか。
木曽三川の上を優雅に飛ぶ姿を想像しました。
多度山上公園。
麓から1時間ほどで登頂。
多度山上の標高は402.7m
山頂にはベンチが設置されてて、濃尾平野のパノラマビューを楽しめます。
休憩におすすめのポイント。
恵那山と御嶽山でしょうか。
しっかり雪に覆われてます。
夜景と初日の出鑑賞にも良さそうな展望台。
下りは健脚コースで。
普通の未舗装の登山道でした。
健脚コース登山口の梅も綺麗でした。
多度山の登山道は安全で初心者向き。
家族客も多かったです。
山頂からの景色も良く、多度大社も併せて参拝されるとより充実することでしょう。
【今回の所要時間】2.5時間