水の都大垣『餅惣』の水まん氷。かき氷の中に水まんじゅう。

大垣の夏といえば水まんじゅう。

大垣市の郭町商店街にある「餅惣」に行ってきました。

大垣城のすぐ近く。

創業は1862年(文久2年)

江戸時代の幕末。

お店の前はテラスになっていてテーブルと椅子もありました。

 

昨年東海テレビで放送された「ロンブー淳のスマホ旅」大垣編。

淳さんが食べていた「水まん氷」が気になってました。

水のように流れる書体の「水まんじゅう」

販売期間は4月中旬から9月上旬。

この日も豊富な地下水で冷やされてました。

 

水まんじゅうが確立したのは明治時代。

当時は冷蔵庫はありません。

地下水が豊富な大垣だからこそ提供できるお菓子。

水まんじゅうは冷蔵庫で冷やすとくず粉の劣化が早まるそうです。

待望の「水まん氷」920円

八角形の木枡で提供されます。

木枡といえば大垣市は木枡の生産量が日本一。

全国の80%の木枡が作られています。

氷にはシンプルな甘味のシロップがかかってました。

氷を食べ進めていくと、3つの水まんじゅう。

くず粉と本わらび粉のつるんとした食感、こし餡のほんのりした甘味。

全国大菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞しただけのことはあります。

普通に水まんじゅうだけを食べても美味しいと思いますが、かき氷にすることで水まんじゅうが程よく冷えた状態になり、より美味しく食べることができます。

水まん氷を完食すると木枡の底には大垣城。

なんとも粋な演出。

水まんじゅう、木枡、大垣城と大垣らしさが詰まった水まん氷でした。

近隣に水まんじゅうを提供するお店は多いですが、水まん氷を提供するのは餅惣さんだけ。

大垣散策の際のクールダウンにいかが。

【営業時間】8時30分から17時30分

【定休日】水曜

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