本巣市の月洞山から大平山へ登ってみました。
大平山の標高は212メートル。
月洞山には監視哨跡が残っています。
見てみたい戦争遺産。
空いている早朝に文殊公園の駐車場を利用させてもらいました。
トイレも綺麗で、土管のある遊具が素敵な公園。
公園の西側にある八幡神社。
登山道は本堂の左手にあります。
登山口。
「監視哨方面」の案内。
登山道自体は歩きやすいのですが、全区間樹木に覆われて見晴らしの良い場所はありません。
監視哨を見たい人以外はおすすめしません。
樽見鉄道の踏切の音、列車がガタンゴトンと走る音は聞こえるので本巣市らしさは感じることができます。
八幡神社裏山古墳があったそうです。
近隣の船来山も古墳の宝庫。
椿洞〜城田寺〜船来山〜野古〜願成寺と古墳エリアが続きます。
しばらく歩くとコンクリートの構造物が見えてきました。
昭和7年に山添防空監視哨ができ、昭和15年に掘立小屋が建てられたという。
電話線も引かれ敵の動きを監視。
裏側から。
今は樹木が多い茂ってます。
昔はここからの視界が開けていたことでしょう。
昭和20年7月9日の岐阜空襲の時もここで監視していたのでしょうか。
ここから南の方は火の海だったはず。
駐車場から歩くこと30分、大平山の山頂へ(212m)
眺望は無し。
三角点がありました。
近くにも前方後円墳があったらしい。
簡素なプレート。
大平山まではめちゃめちゃ余裕。
この道をそのまま登っていけば、戦国時代に織田信長によって壊された「祐向山城跡」へ行けます。
文殊の森公園に駐車して、山口城跡、法林寺城跡も含めて周回するのもおすすめ。
3〜4時間のハイキングコースになるのでは。
【今回の所要時間】1時間