郡上市にある大滝鍾乳洞へ行ってきました。
発見されたのが昭和44年で開洞したのが昭和45年。
近隣には、縄文鍾乳洞、美山鍾乳洞、郡上鍾乳洞があり鍾乳洞の宝庫。
熊石洞ではナウマン象の化石も発見。
地底湖が眠る話もあるし太古のロマン溢れる郡上八幡。
観光用に歩ける鍾乳洞の全長は約700m。
所要時間の目安は30分。
くじゃくの舞、デコレーションケーキなど様々な自然の造形を楽しめます。
チケットを購入し木製のケーブルカーに乗って鍾乳洞の入り口へ。
短い距離ですが探検の気分が盛り上がります。
鍾乳洞の入り口。
ドキドキする鍾乳洞。
照明はありますが洞内にはスタッフはいません。
この日はお客さん少なめで、洞内に流れる水の音もはっきり聞こえてきました。
洞内は年間を通して15℃くらい。
この日の外気温は30℃でしたが中はひんやり。
ちょっと寒いくらい。
最近ニュースでクーリングシェルターの話題が出てます。
鍾乳洞は天然のクーリングシェルター。
天井が低い箇所が多いので頭をぶつけないよう要注意。
全体的に足元が濡れているので滑りやすいです。
大滝鍾乳洞の見せ場「天井界」
ダイナミックなつらら石が並びます。
鍾乳石は1cm伸びるのに100年かかります。
大滝鍾乳洞は古生代の石灰岩中に生じた断層が地下水によって溶解拡大されてできたもの。
岩に含まれる化石から2億年以上前のものらしい。
奥へ進んでいくと仏像が見えてきました。
横には「大滝」
落差30mあって地底の滝では日本一。
大滝鍾乳洞という名前はここから命名されたのでしょう。
目力の強い「大滝洞窟不動尊」
大滝の神秘さに感激した台湾の彫刻家・柳順天が5ヶ月かかって掘ったそうです。
御神水。
この時は飲んでいいのか分からなかったので飲みませんでした。
鍾乳洞のお水なのでカルシウム、ミネラルが多い硬水でしょうか。
次回行った時に飲んでみたい。
駐車場付近には土産物店、釣り堀、レストランもありました。
土産物店の入り口にあるレトロな綿菓子器に惹かれました。
7月からは流しそうめんの営業も始まります。
夏の観光におすすめ。
今回紹介した大滝鍾乳洞。
ふかわりょうさんの「スマホを置いて旅したら」でも紹介されています。
本を読んだ方、巡礼されてみては。
【営業時間】8時30分から17時
【料金】大人1000円 中人800円 小人500円
【駐車場】300台