岐阜市長良葵町にある『山川醸造』創業初の新桶。

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岐阜市長良葵町にある山川醸造さん。

蔵の外観が好きでたまに写真撮ってます。

平成27年度の岐阜市景観賞で「景観賞 風景・まちづくり部門」に選出。

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5月15日、16日に開催された「たまりや蔵開放」に参加しました。

次回は秋に開催されるそうなのでぜひご参加を。

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初めて蔵の中を見学しました。

明治・大正時代の木桶が並ぶ蔵。

こちらで味わい深いたまりが熟成されます。

たまり醤油ができるまでの工程など詳しく解説してもらいました。

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6月25日の中日新聞で紹介されていた木桶。

1943年(昭和18年)の創業以来初の新桶。

一般的な醸造メーカーはステンレスや樹脂製のタンクを使うことが多く、木桶を使うところは少なくなっているそうです。

菌が暮らすのに良いのはもちろん木桶。

しかし木桶を作る会社も堺市に1社あるのみ。

絶滅の危機に瀕した木桶を守るため「木桶職人復活プロジェクト」が発足。

山川醸造さんもプロジェクトに参加し、2019年に創業以来初めての新桶を迎えます。

新桶に触ってみましたが、ツルツルすべすべでした。

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岐阜県産の大豆を用い、長良川の伏流水で仕込み、2年間じっくり熟成した新桶のたまりは3月に完成し5月から販売開始されました。

新桶の初たまりを味わえるのは今だけ。

お刺身との相性が抜群でした。

ほんのり辛みがあってすっきり。

スーパーで販売されている一般的なたまりとは違う初々しい味わいでした。

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山川醸造さんのお醤油を使用した各種スイーツも販売されてました。

福○屋さんのあずき発酵バターのどら焼き美味しかったです。

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岐阜市早田栄町にある福○屋さんの店舗を訪ねたら、しょうゆカスタード生クリームのどら焼きが販売されてました。

生どら焼きのしっとりした生地に包まれたカスタードクリーム。

ほんのり香るお醤油がクリームの味を引き立てます。

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長良にある&n(アンドン)のうかいや食堂では毎週日曜日にたこ焼きが販売されてます。

ピリ辛醤油味には、山川醸造さんのハバネロ入りたまり醤油「なりあがり!!」を使用。

ラベルに描かれているのは斎藤道三。

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たこ焼きにも合うたまり醤油。

食が進みます。

稲葉山城(岐阜城)を望みながら美味しくいただきました。

麒麟がくるロスの方は押さえておきたいたまり醤油。

にんにくの入った「おだまり!!」に惹かれます。