長良川鵜飼閉幕後に営なわれる『鵜供養』

茨城県日立市十王町の断崖絶壁で秋口に捕獲された若いウミウは、冬至の頃に鵜匠の家にやってきます。

野生のウミウは2〜3年かけて訓練され漁の一人前に。

まずは鳥屋の環境に慣れるところから。

慣れてきたら漁に連れていき、少しずつ他の鵜の動きをまねして水の中に潜って魚を獲るようになるそうです。

12〜15年長良川鵜飼の主役として活躍。

野生のウミウの寿命は7〜8年ですが、長良川鵜飼のウミウの寿命は15〜20年。

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長良川鵜飼の閉幕は10月15日。

閉幕直後の日曜日には天寿を全うした鵜を弔う『鵜供養』が営なわれます。

今年は10月17日(日)

まずは「鵜塚」で供養。

祈りが捧げられます。

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鵜塚から長良川へ移動。

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鵜に関する俳句をしたためた短冊を長良川に流す短冊流しが行われます。

どんな俳句だったかまでは分かりませんでした。

鵜匠さんが鵜のことを大切にされてることが分かる法要でした。

今年は新型コロナウイルスの流行もあって鵜たちの出番が少なかったです。

来年はシーズンフルで活躍してもらいたい。