長良川で鮎を捕らえる方法はいろいろあります。
よく見かけるのが「友釣り」
釣りの世界に疎くて、てっきり釣り針にエサがついているのかと思ってました。
鮎は石に付いた苔を食べます。
自分の縄張りに入ってきた鮎に向かって体当たりする習性があるそうです。
その習性を利用して、おとりの鮎の背中に針を仕掛けて、体当たりしてくる鮎を釣るのが「友釣り」
釣場の近くの販売店の「おとりあります」の張り紙の意味が分かりました。
長良川鵜飼は伝統的な鮎の漁法。
夜に寝静まった鮎を篝火で驚いたところを鵜が捕らえます。
来年の5月11日の開幕を待ちたい。
秋になると長良川でよく見かける「瀬張り網漁」
これが瀬張り網漁である認識はありましたが、実際どんな漁かは知りませんでした。
網に引っ掛けて捕らえているのかと思ってました。
瀬張り網漁では、川の平瀬に鉄杭が打ち込まれ、その間にロープと白いビニールが設置されています。
秋になると鮎は産卵のために川を下ってきます。
落ち鮎といいます。
ロープが水面を叩く音と、キラキラ光る白いビニールに驚いた落ち鮎は足止め。
そこを漁師が手投網を投げて落ち鮎を捕らえるそうです。
網を投げるところも見てみたい。
鮎を捕らえる方法もよく考えられています。
現在開催中の特別展示「鵜匠家の美術品と文化人との交流」は11/8㈪が最終日です。お見逃しないようご覧ください。
— 長良川うかいミュージアム (@ukaimuseum) November 4, 2021
次回特別展示「長良川に伝わる漁法・漁具」を11/10㈬より開催します。長良川の鵜飼漁以外の漁法を紹介する展示です。#ぎふ長良川鵜飼 #長良川 #鵜飼 #うかいミュージアム #特別展示 pic.twitter.com/cQ25sbhzyO
長良川うかいミュージアムでは特別展示「長良川に伝わる漁法・漁具」を開催中。
令和4年1月10日(月祝)まで。
今回紹介した、友釣り、鵜飼、瀬張り網漁以外にも、多数の漁法が存在します。
鮎の習性を利用した漁法が学べます。