岐阜市歴史博物館で開催中の企画展「岐阜和傘 受け継がれる技と美」を見てきました。
ここ最近、岐阜公園周辺やJR岐阜駅前で和傘のライトアップイベントが開催されました。
会場やSNS上で岐阜和傘の美しさが広まったのでは。
岐阜は全国の和傘の生産量の6割を誇ります。
今回の企画展では、和傘の種類、歴史、製造工程など深い内容になってました。
歌川国貞など江戸時代の浮世絵が展示されてました。
着物を着た女性が和傘を持っている姿がとても美しかったです。
1本の和傘が完成するまでに、とても多くの職人さんが関わってます。
それぞれの細かい仕事を見てると、和傘の値段は安く感じました。
昭和20〜30年代に和傘製造のピークを迎え、その後は需要が急減。
岐阜市加納を中心に江戸時代から生産されてきた和傘。
できれば和傘文化がずっと続いて欲しい。
安いビニール傘を壊れては買い替えるよりも、美しい和傘を長く大切に使っていきたい。
雨傘だけじゃなく、日傘もあるようです。
最近は陽射しが強い日が増えてきました。
男性でも日傘をさして歩くのは肌にも良いし、お洒落の上級者。
館内には撮影可能エリアもありました。
花びらのデザインが綺麗。
傘の内側の「かがり」に注目。
昭和30〜40年代の輸出用傘。
草間彌生さんの作品に出てきそうな水玉模様。
企画展の開催は5月22日(日)まで。
【開館時間】午前9時から午後5時
【観覧料】一般 310円 小中学生 150円
【休館日】月曜日 ※月曜が祝日の場合はその翌日