岐阜県大垣市にある「旧揖斐川橋梁」に行ってきました。
揖斐川に架かる橋で、国の重要文化財にも指定されてます。
※2020年12月に撮影したので現況と違います
橋は現在、工事中です。
旧揖斐川橋梁では、平成28年度から令和3年度にかけて、橋の塗装を塗り直す工事が行われています。
残すはあと1連。
東側はまだクリーム色。
個人的にはこの経年劣化した方が好みですが、橋の安全を守るためには塗装工事は大切。
このクリーム色も元の色ではなく、昭和44年から56年にかけて塗り直された色。
供用の開始は明治20年。
国内で最初に完成した幹線鉄道である東海道線開通時の施設のうち、130年以上たった今でも同じ場所に残っているのは「旧揖斐川橋梁」だけ。
貴重な近代化遺産として、平成20年に国の重要文化財に指定されました。
昔の塗装の色は濃い茶色でした。
明治期らしいレンガ積みの橋脚。
橋の上部構造はイギリス人技術者ポーナルが設計。
橋梁の南側には現在の東海道線を走る電車が近くで見えます。
北側には樽見鉄道も。
プラレール車両が走ってました。
鉄道好きな方にもおすすめな橋梁。
雪化粧した伊吹山や岐阜のピラミッド(金生山)も見えます。
塗装工事が完了するとチョコレート色(鳶色)になります。
橋梁は現在でも生活道路としてバリバリの現役。
地元の方が歩いたり自転車で渡って行きました。
普通に歩ける明治期の文化遺産。