6月3日は「測量の日」
1949年(昭和24年)6月3日に測量法が制定。
1989年(平成元年)に建設省(現国土交通省)が測量法の制定40周年を記念して制定。
測量はすべてのインフラ整備の土台。
普段みなさんが見ている地図も正確な測量があるおかげで見ることができます。
岐阜市の百々ケ峰山頂です。
山に登ると、このようなコンクリート製の杭を見ることが多いと思います。
こちらは「三等三角点」
測量する時の基準となる点。
一等から四等まで種類があって、全国におよそ10万9000点あります。
2009年に公開された映画「剱岳 点の記」
明治時代にそれまで未踏峰とされていた剱岳への登頂と測量へ命がけで挑む物語。
当時は測量機器も未発達で大変な測量だったと想像されます。
映画の中にこんなセリフがありました。
“誰か行かなければ、道はできない”
我々が普段車で走っている道路も、ガサガサで断崖絶壁でヒルやマムシや熊が出るような山の中を測量した先人のおかげでドライブを楽しむことができるのです。
岐阜県各務原市にある「鵜沼宿」
最初に精密な日本地図を作ったのは、伊能忠敬(1745-1818)
1809年(文化6年)8月、伊能忠敬の測量隊17人は江戸を出発し、中山道を測量しながら通行。
10月17日、うとう峠での昼食は鵜沼宿が用意した「ねふかそうすい(ねぎの雑炊)」を食べました。
一行は鵜沼宿に宿泊しました。