国際芸術祭あいち2022。
今回は常滑会場へ。
常滑市は招き猫生産量日本一。
芸術祭の作品は「やきもの散歩道」を中心に展示。
そこから少し離れたINAXライブミュージアムにも。
常滑で陶器の生産が盛んだった頃、今よりも多くの煙突が立っていたそうです。
煙もひどかったとか。
当時の様子を再現した展示。
旧青木製陶所。
釜がそのままの状態で残る製陶所跡。
煙突がフォトジェニック。
常滑に来るのは今回初めて。
焼きものの街の風景と、アート作品と両方楽しめてお得な会場でした。
旧青木製陶所の釜。
常滑の歴史を肌で感じることができました。
旧青木製陶所に展示されている、フロレンシア・サディールさんの「泥の雨」
常滑の土を使って作られた黒いボール。
その数は1万2000個以上。
地元の若い陶芸家らによって作られ、野焼きされたもの。
近くで見ると、ひとつひとつ風合いが違って面白い。
旧丸利陶管で展示されているデルシー・モレロスさんの作品。
常滑焼で使用される数種類の粘土に、重曹、シナモンパウダー、クローブパウダーなどを混ぜ合わせて乾燥させたお餅やクッキー。
見た目が綺麗だし美味しそうでした。
旧急須店舗・旧鮮魚店では尾花賢一さんの作品。
みなさんも「イチジク男」を探してみてください。
イチジクが美味しい季節。
メソポタミアでは、6000年以上前から栽培されていたらしい。
旧約聖書・創世紀によるとイチジクは“禁断の果実”
アダムとイブが禁断の果実を口にして裸に羞恥心を抱き、腰に巻いたのがイチジクの葉。
イチジクの歴史の勉強になりました。
国際芸術祭あいち2022の開催は10月10日まで。
残すは有松会場。
芸術祭が終わっても、やきもの散歩道の散策おすすめします。