岐阜市の大龍寺。
「だるま寺」の愛称で親しまれています。
大龍寺は持統天皇の時代に鎮護国家のために開かれた寺で、1502年(文亀2年)に土岐氏が瑞翁宗縉を中興の祖として迎え、達磨大使を奉安して臨済宗に改宗したそうです。
毎年1月中旬(12日から18日の間の日曜日)には、役目を終えただるまを供養する「だるま供養」が開催されます。
2022年は1月16日に開催されました。
境内には屋台が並び、多くのお客さんで賑わいます。
午後1時ごろ、積み上げられただるまに住職が青竹で点火。
だるまは達磨大使の分身。
だるまさん、ありがとうございました。
それぞれの思いが込められただるま。
だるまの中は空洞なので、あっという間に燃え尽きてしまいます。
トラックで運ばれてくる“追いだるま”
昨年だるま供養が開催されなかったため、今年は例年より多くのだるまが供養されたそうです。
次々と炎の中へ入れられていきます。
多くのカメラマンが夢中でシャッターを切ってました。
自分は点火の1時間半前に到着しましたが、だるま正面1列目はすべて埋まってました。
正面1〜2列目にこだわらないのであれば、直前に来ても大丈夫。
しばらく近くで撮影してたら体中が熱くなったので撤収。
久々のだるま供養堪能しました。
まだ見たことがない方は来年はぜひ。
最寄りのバス停は岐阜バス「高富大龍寺前」
だるま供養の日は境内の駐車場は露天商が並ぶため使用できません。
大龍寺に庭園の「どうだんつつじ」が綺麗です。
毎年、春と秋に庭園が一般公開されます。