岐阜市西部にある『上尻毛高田遺跡』平安時代の官僚が居住か!?

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岐阜市西部にある尻毛です。

「岐阜クエスト」をされてる方は「尻毛」を何て読むかご存知ですよね。

尻毛(しっけ)です。

ドラッグストアが並ぶ道路脇に「上尻毛高田遺跡」がありました。

現在は石碑と説明の看板が立っているのみ。

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現在の道路が建設される前の2010年(平成22年)9月から12月にかけて遺跡の調査が行われました。

当時は全然気づきませんでした。

説明を読むと古墳時代(1600年〜1700年前)の竪穴建物、平安時代(800年〜900年前)の堀立柱建物が確認されたそうです。

埋蔵文化財調査事務所のホームページには、発掘当時の写真も掲載されてます。

現在の姿からは想像がつきませんが、古墳時代にはこのあたりには集落が形成され、平安時代には高級官僚が住んでいたようです。

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現在はドラッグストアの「クスリのアオキ」と「ゲンキー」が向かい合って営業。

この辺りに史跡が眠っていたことに驚きました。

古墳時代の姿を想像したり、平安官僚の気分で歩くとワクワクします。

近くにある「いぼ神様」との関連も気になります。

最寄りのバス停は、コミュニティバス「七郷・木田バス」の「高田遺跡前」

バス停のすぐ西の交差点に石碑と看板が設置されています。

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