岐阜市西部にある尻毛です。
「岐阜クエスト」をされてる方は「尻毛」を何て読むかご存知ですよね。
尻毛(しっけ)です。
ドラッグストアが並ぶ道路脇に「上尻毛高田遺跡」がありました。
現在は石碑と説明の看板が立っているのみ。
現在の道路が建設される前の2010年(平成22年)9月から12月にかけて遺跡の調査が行われました。
当時は全然気づきませんでした。
説明を読むと古墳時代(1600年〜1700年前)の竪穴建物、平安時代(800年〜900年前)の堀立柱建物が確認されたそうです。
平安期の高級官僚居住か 岐阜市の遺跡で掘立柱穴確認 同市上尻毛八幡の上尻毛高田遺跡で、平安時代の高級官僚が住んでいたとみられる掘立柱(ほったてばしら)建物の跡が発掘された、と発表- 岐阜新聞 Web http://t.co/lnsVJlX
— min-ka (@min_ka) November 18, 2010
上尻毛高田遺跡 - 全国遺跡報告総覧 https://t.co/u04l7mZ81X
— やまさん@岐阜 (@yama300) May 13, 2021
埋蔵文化財調査事務所のホームページには、発掘当時の写真も掲載されてます。
現在の姿からは想像がつきませんが、古墳時代にはこのあたりには集落が形成され、平安時代には高級官僚が住んでいたようです。
現在はドラッグストアの「クスリのアオキ」と「ゲンキー」が向かい合って営業。
この辺りに史跡が眠っていたことに驚きました。
古墳時代の姿を想像したり、平安官僚の気分で歩くとワクワクします。
近くにある「いぼ神様」との関連も気になります。
最寄りのバス停は、コミュニティバス「七郷・木田バス」の「高田遺跡前」
バス停のすぐ西の交差点に石碑と看板が設置されています。